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フレンチブルーミーティング2017 写真60枚レポート

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フレンチブルーミーティング2017 写真60枚レポート

フランス車が日本全国から集う2日間

今回で31回目となるフランス車の祭典フレンチブルーミーティング(FBM)。今年も10月28日29日の2日間、長野県の車山高原で開催された。すっかり秋の風物詩となったこのイベント。今年はあいにく、台風22号の最接近とイベントの日程がぴったりと重なってしまい、28日、29日ともかなり強い雨に見舞われるなかでのフレンチブルーミーティングとなった。


それでも新旧のフランス車が日本全国から集う2日間。雨模様で時折濃い霧のかかる車山高原には、愛車とともに、仲間との再会を楽しみにするフランス車愛好家の笑顔であふれる2日間となった。


1日目の28日(土)はいわば前夜祭。「車山パリ祭」と銘打っての毎年恒例のライブありフレンチシネマ・フェスタありの「フレンチな文化祭」が繰り広げられる。そしてフランス車仲間と食事をともにし、夜遅くまで時間を気にせず交流を深めることもできる、ゆったりとした時間を楽しめる。この前夜祭が一番の楽しみだという人も少なくない。


そしてメインは2日目となる29日(日)。前夜から車山高原に泊りがけで参加した人たちに加え、夜明け前に自宅を出発し車山を目指すフランス車オーナーたちが、早朝からビーナスラインを車山に向けて上がってくる光景が見られた。しかしながら冒頭で記した通り、今年はあいにくの天候に見舞われた車山高原。そのため昼前には会場を後にし帰途につく参加者も多く見られた。プログラムを前倒しして、大ビンゴ大会も時間を繰り上げての開催。それでも雨のなか多くの参加者達が傘を片手に秋のフランス車一色のひと時を楽しんでいた。


全60枚 「フレンチブルーミーティング2017」詳細レポ

車山高原の交差点を行きかうフランス車達。日本なのにフランスのような風景が見られるのもFBMの楽しみだ。

坂を下るXMと登ってくるDS4。FBMで見る場面は、鉄道模型のジオラマを見るのに似ている。

なんでもないように交差点を直進するダチア・ロガン。それを待つのが連なるC6とDSも貴重な光景。

当時のパリの写真を見るとシトロエンなど以上にメジャーなシムカも、日本ではなかなか見られない1台だ。

前期型のCXも貴重なのだが、その美しいボディを伝う雨だれに思わず息をのむ。先進の空力は情景描写も得意。

プジョー605も見なくなった1台だ。ムルティプラのコンセプトは確かにフランス車に通じるものを感じる。

ミニバン選び放題の日本でもつい手が伸びる1台。サイズも日本に比較的フィットするジャンピーも散見される。

最後のプリミティブな造りのフランス車だろうか。シトロエンAXも秋の車山でシャッターを切りたくなる1台。

正規導入されなくなったフラッグシップルノー・ヴェルサティス。グリーンのボディがとても似合っている。

日産の名機VQ35を搭載するも、日産のモデルではCVTとなるFFモデルながら、トルクコンバーターを採用する。

DSとアミ8がにらめっこしている、と思ってしまった。フランス車程佇まいを擬人化してしまうクルマはない。

シトロエンのスペシャルショップと言えばJAVEL。今年もブースを出展していた。

大人気オリジナルバッグは早々売り切れ。しっかりとした生地とサイズもちょうどよくファンは多い。

会場を傘を片手に移動するギャラリーを横目に坂を下るルノー・キャトル。

タルボ・マトラ・ムレーナも出会えるだけで歓び、という1台だ。

OZレーシングのブースもにぎやかだ。会場にも多数のユーザーを見かけた。

意図してなのか、とりあえずなのか。とても雰囲気のいい2CVだった。

愛車を横に置いていっしょに会場の交通整理。雨の中ご苦労様です。

しかし美しいDS。これもまたそのコンディションに、そしてボディを伝う雨だれに足が止まる。

シトロエンBXもいよいよ台数が少なくなってきた。つつましくも圧倒的な存在感は流石だ。

トラクシオン・アヴァン。今のクルマの常識はこのクルマから始まったのだと思うと畏敬を感じる。

オートポワルージュのブースにも見過ごせないミニカーがたくさん。エスパスを発見し思わず手が伸びる。

在庫が沢山ある車種から一点限りのものまでさまざま。悩んでいる傍から売れていった。

一般的にはという前提は意味がないということを力強く物語るパナール。独創性の塊だ。

パナールの周りの人だかりは何かと思ったら、エキセントリックな動きのワイパー見学会だ。雨に感謝である。

フレンチMPVはスタイリッシュ。フォルムの問題だけではない。フランス車を選ぶ甲斐のあるカテゴリーだ。

三菱アイ・ミーヴのOEM車であるシトロエンC-ZEROか?? と思わせるレアな1台を発見。

後ろに回ると排気口が。どうやらベースは三菱アイのようだ。この類の参加車もFBMの楽しみだ。

AXのグループは早め帰り支度だろうか。キャブレター車にとってはこの荒天よりも標高の方がハードルか。

「レッドポイント」ブースでは温かいコーヒーと盛りだくさんのパーツが販売されていた。

レッドポイントで販売されていた添加剤。小排気量車などを想定した潤滑にフォーカスしたものだ。

SMの後継車、XMのクーペと言っても過言ではないほどになじんでいるアルシオーネSVXも発見。

大人たちに負けずにFBMを盛り上げているのは子供たちか!フランス車に対する旺盛な好奇心は素晴らしい。

正規導入されていないトラフィックもFMBには居ます。来場者からかなり注目を集めていた。

シュペールサンクとプジョー306、昔はよく見かけたこの2台も今ではほとんど見なくなった。

なんと306はセダンだ。N3型に途中で追加されたモデル。STは2000ccエンジンを搭載したモデルだ。

いろいろ乗ってみるとこのクルマほどちょうどいい世界観もない。そんな1台がシトロエン・アミ6。

新しいトゥインゴの参加車もかなり増えてきた。限定車だけで集う一群も。

京都のテクノパンのカングーも発見。この周りには仲間が集いいつも賑やか。

テクノパンのブースでは、新作のバッジを紹介していた。

仲間内で集ってゆったり過ごす何物にも代えられない時間。そんな共通言語がフランス車なのだ。

少し古いシトロエン。クサラ・ピカソ、初代C5もエグザンティアと併せて目に焼き付けておきたい名車だ。

古いピンバッジなど。こういったアイテムもここに集うクルマと一緒で「フランスの普通の光景」だ。

C6、XM、DSとフラッグシップ・シトロエン三世代がさしかかる光景もFBMならではと言ってよいだろう。

「いつもの交差点」ではつい足が止まる。306のセダンが走っている風景。早々お目にかかれるものではない。

しかし、これは日本に導入してもいいのではないか。そう思わせる1台はシトロエン・ネモ。

ルージュエルメスは珍しいのでついシャッターを切ってしまった。エグザンティアには余韻で語る魅力がある。

グラベルで車高を上げて停車中のエグザンティア。隅々まで見ているととても回り切れないのがFBMだ。

16TRSのマニュアル車。思いがけず昔の思い出のクルマが目の前に現れることさえもあるのがFBMの楽しさ。

ユニルオーパルは国内でもかなり認知が広まってきている。近く発売だというホイールクリーナーも楽しみだ。

ドイツなどヨーロッパの警察のユニフォームの払い下げ品を売るショップ。デザインもよく実用的だ。

この日の車山は、ヘビーデューティなセーターに思わずすぐに袖を通したくなるような気候だった。

傘の群れの先には大ビンゴ大会。豪華賞品もあり大人気のイベント。天候の関係で始まりが早まった。

時々国産車がいると思ったら。430系はなかなか見かけなくなった。フランス車にはないフォルムだ。

タルボが一番最後まで作っていたモデルであるエクスプレスのキャンピングカーもFBMの常連だ。

ルノー12、一体日本には何台現存するのか。オーナー曰く、登り坂が多い中央道でも遅れを取ることはないという。

今年は悪天候で早仕舞いになったFBM。昼過ぎには下山を始めるクルマも数多く見られた。

早めに下山して仲間内でお茶をするグループを発見。混雑を避けるため解散の前に休憩をするそうだ。

仲間が店内に入るもチェックランプ点灯につきLHMを補充するオーナー。これもまたFBMらしい光景。

またこうしてFBMが終わると、いよいよ車山にも本格的な冬が訪れる。来年までしばしのお別れ。

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