F1イギリスGPで予選12番手を獲得したアルピーヌのピエール・ガスリーが、予選中に他車を不必要に妨害したとして、決勝で3グリッド降格ペナルティを受けることが決まった。
予選Q1でガスリーがランス・ストロール(アストンマーティン)のアタックを妨害した疑いが生じ、予選後に調査が行われた。インラップ中のガスリーは、15コーナーへの進入時に低速のままレーシングライン上を走行し続けたため、アタック中のストロールはガスリーを追い抜くためにレーシングラインを外れなければならなかった。
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ガスリーのチーム無線は当時機能しておらず、通信確認を試みていたところだったという。チームは、FOMの機器に技術的な問題が発生していたため、ガスリーに対してチームから無線による警告を送ることができなかったと説明し、この事実はFOMも確認した。しかしこの事実によってガスリーはペナルティを免れることはできなかった。
「スチュワードは、これらが不運な状況であったことを認めるとともに、ドライバーが通常であればチームから受けられる無線警告を受けられなかった点を考慮した。また、ストロール側のチーム代表者も、この状況は不運なものであったとの見解を示した」とスチュワードの声明には記されている。
「しかしながら、無線による警告がなかったことは、他車の走行を妨げないというドライバーの責任を免除するものではない。ガスリーはレーシングライン上を低速で走行し続けており、証拠からは、ダッシュボード表示などを通じて、ストロールがタイムアタック中で接近していることを認識できる情報がガスリーに提供されていたことが確認された」
「以上の状況を踏まえ、スチュワードはガスリーがストロールを不必要に妨害したと判断し、標準的なペナルティである3グリッド降格を科すこととした」
予選12番手のガスリーは、決勝を15番グリッドからスタートすることになった。これに伴い、予選13~15番手のニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、オリバー・ベアマン(ハース)、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)がひとつずつ上のグリッドに繰り上げられる。
なお、レーシングブルズが、アービッド・リンドブラッドに関しアンセーフリリースを行ったと判断され、5,000ユーロ(約91万円)の罰金を科されたことも発表された。予選中、ピットにおいて、リンドブラッドはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)のすぐ前に送り出されたため、ピアストリは接触を避けるために回避行動をとらなければならなかった。
[オートスポーツweb 2026年07月05日]
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