素人がフォーミュラやGT4マシンに乗れる衝撃！ 日本各地にある「レーシングカー」体験の中身

　未体験の人でも憧れのフォーミュラカーに乗れるイベントも！

　クルマ好き、とくにモータースポーツファンなら一度は本物のレーシングカーをドライブしてみたいと思うはず。そんな夢をかなえてくれる、レーシングカーの体験試乗を行っているところがいくつかあるので紹介しよう。

　１）トムス・フォーミュラ・カレッジ（TFC）

　トヨタ系のトップレーシングチームとして知られる名門トムスが、フォーミュラカーの体験プログラム、トムス・フォーミュラ・カレッジ（TFC）を開設した。

　コースは初級の『エクスペリエンス・コース』、中級の『プラクティス・コース』、上級の『エキスパート・コース』の3つで、初級のエクスペリアンス・コースでは、FIA F4のマシン『DOME F110』を富士スピードウェイのP2あるいはP7等の特設パイロンコースでドライブ。

　インストラクターによるレクチャー付きで、フォーミュラカー未経験者でもOK。終了時にはスキルに応じて、ゴールド・シルバー・ブロンズの修了証を発行され、ゴールドの修了証が発行されると、より上級のプラクティス・コースへの参加資格が得られる仕組み。

　費用は6万6000円～（税込）。走行時間は、約45分／人。

　２）86RACERSカーレンタルシステム

　ハコ車のレーシングカーなら、富士スピードウェイの86RACERSカーレンタルシステムがある。

　使用するクルマは、名門レーシングガレージ、シフトが制作したトヨタ86ベースの富士チャンピオンレース「86／BRZクラス」仕様のレーシングカー。スポーツライセンスやサーキットライセンスは不要で、20歳以上で自動車運転免許を取得していればOK。

　AT仕様の車両もあるので、MT車に不慣れな人やAT限定免許の人でも大丈夫。しかも料金は5300円と非常にお手頃。富士スピードウェイのレーシングコース（本コース）。ペースカーの先導となるが、FSWの本コースを3周でき、助手席に同乗者を乗せるのも可能。

　富士スピードウェイの走行カレンダーを見て、「お知らせ」欄に「86レーサーズ体験走行開催」と書かれている日に、当日、現地のコントロールセンターで申し込める（予約は必須ではないが、事前予約も可能）。

　ライセンス不要の体験イベントも多く開催されている

　３）フォーミュラ体験会

　筑波サーキットをメインに、Raise UP motorsportが定期的にフォーミュラ試乗会を開催している。マシンはF4、S-FJ、FJ1600、Vitaなど。

　費用はTC1000でのFJ1600の場合、マシンのレンタル料が4万円（20分３本走行）。プラスコースの走行料が1万5000円（サーキットライセンス不要）。

　４）（鈴鹿）南コース体験試乗会

　レーシングコンストラクターのウエストレーシングカーズも、自社が開発した入門用のレーシングカー＝VITA・FE2の体験試乗会を定期的に開催している。場所は鈴鹿サーキットの南コース。

　毎月実施されていて、費用はコース代込みで8400円／10 分間。南コース SMSC 会員でない人でも、普通運転免許証があれば参加できる。

　また北海道の北海道十勝スピードウェイでも、VITA-01、ザウルスJr で走行出来るパッケージレンタルをやっている。こちらはレーシングカー初心者向けのパドック走行（約1時間 4万5000円）から、いくつかのプランがある。

　５）McLaren570SGT4車両レンタルパック

　最後は、FIA-GT4規格のMcLaren 570S GT4をレンタルするプログラム。こちらは、2021年、McLaren 720S GT3でスーパー耐久シリーズST-Xに参戦している澤圭太選手が主宰するワンスマが運営しているレンタルパック。

　FSWのスポーツ走行が前提で、基本料金  1本35万円（デポジット金額）、2本目以降20万円。サーキット保険加入済みで（免責100万円）、複数名でのグループシェア利用なども対応可能。

　その他、岡山国際サーキットでもレーシングカー（VITAやFJ1600など）の体験試乗会開催されたこともあるので、興味のある人はサーキットごとにいろいろ調べてみるといいだろう。

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タイヤ４つあるから比較的安全で簡単。ひっくりかえる事はほぼ無い。安心して乗りなさい。