「Honda RA100E」は8月のオークションに出品
ホンダのモータースポーツ活動を担うホンダ・レーシング(HRC)は先ごろ、ホンダファンやコレクターに向けて、レースの歴史を象徴する貴重なアイテムを手にする特別な機会を提供する、新たなメモラビリア事業の立ち上げを発表しました。
【画像】いま見ても超カッコイイ! ホンダのF1マシンに搭載されたV10エンジンがオークションに!? 出品予定の貴重なパーツを見る(31枚)
ホンダはこれまで、もてぎの「ホンダコレクションホール」や鈴鹿の「Honda RACING Gallery」で歴代レーシングマシンを展示してきました。多くが動態保存されており、その維持に用いられてきたスペアパーツの中から、支障のない歴史的価値の高い部品を厳選し、今回のメモラビリア事業で販売します。これにより、ファンやコレクターは実際にレースを支えてきた本物のパーツを通じて、ホンダのモータースポーツの歴史をより身近に感じることができるようになります。
事業の第一弾として注目を集めるのが、1990年のF1シーズンにおいてアイルトン・セナ選手とゲルハルト・ベルガー選手が駆ったマクラーレン・ホンダのF1マシンに搭載されていた「Honda RA100E」エンジンの部品です。
このエンジンは、当時のレースで幾度となく勝利のサウンドを響かせたV10ユニット。その一部が、2025年8月、アメリカ・カリフォルニア州モントレー半島で開催される「モントレー・カー・ウィーク」にて、厳選された限定アイテムとして登場します。
モントレー・カー・ウィークは、ヒストリックカーやクラシックレーサーが一堂に会する世界的なイベントです。週を通して各種パレードやレース、オーナーズミーティング、オークションなどが行われ、最終日には「コンクール・デレガンス」がフィナーレを飾ります。
“あの時代”の記憶をカタチに
HRCでは、RA100Eエンジンを日本・栃木県さくら市にあるHRCファクトリーで、当時のF1エンジン組み立てに携わった熟練のメカニックたちの手によって丁寧に分解。その中から、カムシャフトやピストン、カムカバー、コンロッドなどの部品が選ばれ、展示用ケースに収められてHRC認定証とともに販売される予定です。
これにより、セナやベルガーが駆け抜けた“あの時代”の記憶を、形として手元に残すことが可能になります。
当時の栄光を、好きな時に、何度でも手にとって振り返ることができる——。HRCは、このメモラビリア事業を通じて、モータースポーツに込められた情熱とHondaのレーシングブランドとしての価値をより多くの人々に伝えていくとしています。
なお、販売される部品はオークション形式で出品される予定で、落札価格にも注目が集まりそうです。セナのマシンのV10エンジンパーツとあって、どこまで価格が跳ね上がるのか気になるところです。
今回の新事業について、ホンダ・レーシング(HRC)代表取締役社長の渡辺康治氏は次のようにコメントしています。
「F1、MotoGPをはじめとする様々なレースを愛するファンの皆さまに、ホンダが1950年代から続けてきたレースへの果敢なチャレンジの歴史の一部を分かち合えるような、価値ある事業にしていきたいと考えています。一過性の取り組みではなく、継続的なビジネスとして育てていくつもりです。」
今回の新事業発表にSNSではどのような声が上がっているのでしょうか。
まず注目を集めたのは、貴重なF1マシンの部品が手に入るという夢のような話に対し、「青山の新本社に展示しておいてほしい」というコメント。実際、これほどの貴重なマシンの部品が一般に公開されることは稀であり、多くのファンはその保存方法や展示場所についても関心を寄せているようです。
次に、「スタートの金額がいくらなんだろう」という声も多く見られました。オークションでの価格がいくらになるか予想できないほどの価値を持つ部品であるため、関心は金額に集中しています。実際、高額になりそうだという意見が大多数で、「欲しいけどオークションじゃ相当高い値段まで行くよね?」というコメントも見られました。
中には、具体的な部品に焦点を当てた意見もあり、「個人的にはDFVのカムカバーが欲しい。価格も安そうだし」という声が挙がっていました。DFVエンジンはその歴史的な価値を持つため、特に注目を集めています。
最後に、「クルマ好きにはウケるかもね」という意見も。クルマ好きにはもちろん、歴史的な名車やその部品を手に入れる機会は少ないため、このオークションは非常に興味深いイベントとなっています。
このように、ホンダ・レーシングが行うオークションには、多くのF1ファンや自動車愛好家からの関心が集まっており、オークションの結果が注目されています。
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自らの古き良き時代に縋ることしかできない会社の放出品には価値が無い。