マクラーレンのランド・ノリスは、F1モナコGP予選でシャルル・ルクレール(フェラーリ)を下し、開幕戦以来となるポールポジションを獲得。”賢く”走ったことが鍵だったと語った。
マクラーレンはノリスとチームメイトのオスカー・ピアストリに、最後のタイヤセットで2回走らせる作戦を採り、ノリスはまず1分10秒125を記録。その後、1分9秒954にタイムを更新し、新たなコースレコードを樹立した。
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ノリスは最近、予選でマシンのパフォーマンスを最大限に引き出すことができず不本意な結果に終わるレースが続いていたが、マシンの改良と自分自身の改善など、様々な要素が「ミックス」された結果、ついに開幕戦以来となるポールポジション獲得を果たしたと語った。
彼は今回のモナコでは、これまでと同じように速いものの、ドライビングスタイルでそれを最大限に生かすことができたと説明した。
「クルマと、モナコという非常に特異なレイアウトと、ここで必要とされる非常に異なるドライビングスタイルが組み合わさっているのだろう」
「ある意味、絶対的なマシンバランスというより、背負うリスクとコミットメントの影響が大きくなる。ペースが上がらないからというわけではなく、Q3でうまくまとめられていなかったからこそ、またいい仕事ができるよう改善するために取り組んできた影響もある」
「今日はオーストラリア以来、おそらく初めてすべてがうまくいったと思う。速く走れるようになったということではなく、より良い方法で、よりスマートに走れるようになったんだ。多くの仕事をこなしてきたよ」
ノリスはそうした背景があったからこそ、このモナコでのポールポジションが彼にとって最も意味のある結果になったと語った。一方で彼は、この結果がブレイクスルーになったとは言い切らず、今後のスペインGPやカナダGPで結果を残すことができた場合のみ、予選の問題をクリアできたと感じるだろうと述べた。
「僕にとっては、たとえ他のサーキットで(ポールポジションを)取ったとしても、おそらく僕にとって最も意味のあるポールポジションになったと思う」
「モナコでポールポジションを獲得できたのは、ここ数ヵ月で起こったことのおかげでもある。大したことではないと思うかもしれないけれど、僕にとってはとても大きなことなんだ。とてもいい瞬間なんだ」
「これをブレイクスルーと呼ぶには、一貫した結果も必要だと思う。両方の見方ができるし、ポジティブな面もある。土曜日に良い走りができたことは、僕にとっては画期的なことだし、少なくとも正しい方向への一歩だと思う」
「でもまだ1回の週末だ。一貫性も大きな要素だし、そこまで到達したと分かればもっとハッピーになれるよ」
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