■「MAZDA6e」タイ市場にも年内投入へ
2025年2月14日(現地時間)にマツダとマツダセールスタイランドは、タイ・バンコクにおいて、「MAZDA6e(マツダ6e)」を2025年にタイ市場へ投入すると発表しました。
このモデルは、同年1月10日にベルギーのブリュッセルモーターショーで初公開され、今夏には欧州市場での販売も予定されています。
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MAZDA6eは、マツダの100年にわたる自動車製造の技術と、中国の自動車メーカー「長安汽車」の先進的な電動化技術を融合した電動フラッグシップセダンです。
その卓越したインテリジェンス性能と「人馬一体」の走行体験により、タイをはじめとする東南アジア市場に新たな電動モビリティの選択肢を提供するとのこと。
タイは東南アジアにおける最大級の自動車生産拠点の1つであり、世界的な電動化の流れに伴い、国内のEV(電気自動車)市場も急速に拡大しています。
マツダは1955年にタイ市場へ参入し、70年にわたり現地に根付いたブランドとしての地位を確立してきました。
今回のMAZDA6eの導入は、マツダにとってタイ市場における電動化戦略の大きな転換点となり、将来的にはASEAN市場全体への波及が期待されることでしょう。
MAZDA6eのボディサイズは全長4921mm×全幅1890mm×全高1485mmと、これまで日本市場で販売されていたフラッグシップセダン「MAZDA6(全長4865mm×全幅1840mm×全高1450mm)」よりもやや大型化。
また、車名の“6”もMAZDA6の血統を匂わせるものもあって、事実上の後継モデルとしての位置付けとも言えるでしょう。
ボディは、高張力鋼材が全体の66.25%を占め、そのなかでもルーフには世界最高水準の1500MPa級冷間圧延鋼板を採用。
これにより、超高剛性ボディを実現しながらも軽量化を図っています。
さらに、前後重量配分を50:50とし、後輪駆動を採用することで、マツダが掲げる「人馬一体」の走行感覚を追求。
可変リアウイングを搭載し、高速走行時にはダウンフォースを発生させることで、より安定した走行を可能にしています。
エクステリアは、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」に基づいた、シンプルなクーペフォルムが特徴です。
スポーティかつ流麗な4ドアスタイルは、かつてのMAZDA6との近似性が感じられます。
車内には、14.6インチの大型ディスプレイを備えた最新のインフォテインメントシステムを搭載。
Qualcomm(クアルコム)製のSnapdragon 8155チップを採用し、高速処理能力と多彩なコネクテッドサービスを提供し、快適なドライビング体験を実現しています。
パワートレインには、EVとPHEV(プラグインハイブリッド車)が用意されており、幅広いユーザーのニーズに対応。
特にPHEVモデルには、レンジエクステンダー機能が搭載されており、バッテリー残量が低下すると小型エンジンが発電を行い、電欠を防ぎつつ航続距離を伸ばす仕組みとなっています。
駆動方式はFRを採用しています。
なお、現時点ではタイ市場での価格や具体的な発売日は明らかになっていませんが、タイ市場への導入は、マツダの電動化戦略の一環として、ASEAN市場全体への拡大の足がかりとなることでしょう。
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今国産セダンで買いたいのないし