■レクサスの主力SUV「NX」の最安グレードとは
一般社団法人日本自動車販売協会連合会が公表した2025年4月から2026年3月の乗用車ブランド通称名別順位において、レクサス「NX」が1万8206台という販売実績を収めました。
レクサスブランドにおいては「LBX」に次ぐ2番目の記録となっており、SUV市場における高い競争力を改めて証明しています。
多彩なバリエーションを展開するレクサスのNXですが、ラインナップのなかで最もリーズナブルな価格設定となるグレードはどのような内容となっているのでしょうか。
NXは2014年に初代が登場しています。機敏な走りを連想させるコンパクトクロスオーバーとして市場に投入され、ラグジュアリーSUVというジャンルを牽引してきました。
世界各国で100万台以上を売り上げるなど、ブランドの屋台骨を支える重要なグローバルコアモデルとして地位を確立しています。
現行型となる2代目は、次世代のレクサスを象徴する最初のモデルとして2021年10月に登場しました。GA-Kプラットフォームをベースにブラッシュアップが施され、ダイナミックなプロポーションとゆとりのある室内空間が両立されています。
ボディサイズは全長4660mm×全幅1865mm×全高1660-1675mm、ホイールベースは2690mmです。
外観では、直立したフロントグリルからリアへ流れるようなソリッドな質感が強調されています。
室内には「Tazuna Concept」という思想が反映されました。手綱一本で意思疎通を図る馬と人の関係を理想とし、スイッチ類を効率的に配置することで操作性を高められています。
パワートレインは、ブランド初導入となったPHEV(プラグインハイブリッド)をはじめ、HEV(ハイブリッド)、2.4リッターターボなど、計6種類の幅広いユニットが設定されました。
駆動方式は前輪駆動の2WDに始まり、電子制御の4輪駆動AWD、電気式4輪駆動のE-Fourから選択が可能です。
デビュー以降、熟成に向けたアップデートも定期的に実施されています。2023年3月の改良では、車体の接合強度を高めるブレースの追加や足回りの再調整により、ステアリングフィールがさらに向上。
続いて2024年2月には、走行制御の最適化による加減速の滑らかさや、車室内の静かさが強化されています。
また、アウトドアライフスタイルと抜群の相性を誇る「OVERTRAIL(オーバートレイル)」が設定されました。専用の足回りと18インチタイヤによって悪路での頼もしさが付加されています。
現在のラインナップは、PHEVの「NX450h+」、HEVの「NX350h」、ガソリンターボの「NX350」といったモデルを基軸に展開されています。豪華な室内を誇るグレードや走行性能を研ぎ澄ませた仕様など、ユーザーの好みに応じた選択が可能です。
そのなかで、シリーズの入り口を担う最安グレードが、ハイブリッド車に設定されたベースモデルの「NX350h(2WD)」です。
パワートレインには2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。二酸化炭素排出量は105g/kmであり、この数値はNXシリーズでも最も少ない値です。
さらには、WLTCモードで22.2km/Lという極めて高い燃費性能を誇ります。これはNXのラインナップにおいて最も優れた数値であり、経済性の面でも際立った存在です。
またエントリーモデルながら先進安全機能も網羅されています。予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」が標準採用され、交差点での出合い頭事故を回避する支援機能なども搭載。
2024年2月の改良で、14インチの大型タッチディスプレイが標準化されるなど、上級グレードに引けを取らない利便性と質感を備えています。
NX350hの価格は、消費税込で550万円です。最上級グレードの450h+OVERTRAILの価格は772万5000円となっており、220万円以上も安く設定されています。(阿久津仁)
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みんなのコメント
荷室も必要十分で車体サイズもちょうどいい思うし
見栄でRXとか無理して買うんならこれがええ思うで
最近はモデルチェンジする度にデカくなる。