第109回インディ500のプラクティス3日目は、チーム・ペンスキーのジョセフ・ニューガーデンがトップ。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)の佐藤琢磨は29番手となった。
ターボブーストが引き上げられる”ファストフライデー”を翌日に控え、各チームの本気度が一段上がったこの日の走行は、これまでのセッションよりも緊迫した雰囲気に包まれた。ドライバーたちはより限界に近い走行に挑み、ついにスピンするドライバーも現れた。
◾️インディ500、プラクティス2日目も雨に降られる。パロウが最速、佐藤琢磨は15番手
しかしそれでも、これまでのセッションと同様にチーム・ペンスキーとチップ・ガナッシ・レーシングが他のチームにとっての基準となった。
トップとなったニューガーデンは226.632mphを記録。チップ・ガナッシのスコット・ディクソンが225.457mphで2番手となった。
ニューガーデンは「かなり順調な1週間だ」と仕上がりに満足感を見せた。
「チームは素晴らしい仕事をしてくれている。準備ができているということを示せていると思う。これ以上ないよ。ファストフライデーに向けて興奮している」
「明日(金曜日)はかなり暑くなりそうなので、その辺りをうまく調整する必要がある。土曜と日曜の予選は、ファストフライデーとはかなり違う気温になりそうだから、その変化を予想したい」
インディカーには昨年の7月からハイブリッドシステムが搭載されており、今回はハイブリッド化後初のインディ500ということになる。
ハイブリッドシステム搭載による重量増とバランスの変化に苦しんでいるドライバーもおり、そのうちのひとりが佐藤のチームメイトであるグレアム・レイホールだ。
レイホールはクラッシュを心配し、リヤをスライドさせながら「何かしっくりこない」とチームに告げている。
4月のオープンテストでは好調だった佐藤は、マシンをゼロから作り上げることになった影響が尾を引いているのか、29番手とまだ本来の速さを取り戻せていない様子。プラクティス1日目は実質のシェイクダウンとなり、2日目もトラブルにより「やりたいことが3割もできていない」と吐露していた。
4台体制で挑むRLLとしても、最上位はデブリン・デフランチェスコの19番手と、前進が求められる状態だ。
なお、これまでの3日間で大きなアクシデントがなかった今年のインディ500だが、エド・カーペンター・レーシングのクリスチャン・ラスムッセンが走行残り2時間を切ったところでスピンを喫した。
隊列の中で走っていたラスムッセンのマシンは、ターン2出口でスピン。幸い、右リヤタイヤがウォールを擦った程度で大きなダメージはない、ラッキーなスピンとなった。
このスピンについてラスムッセンは、「あそこでルーズになったのには驚いた」と語り、31周走った古いタイヤだったことがアクシデントの一因になったのではないかと付け加えた。
4日目のプラクティスは、今週末の予選に向けてターボのブースト圧が引き上げられる”ファストフライデー”。さらにギヤが一段上がった中で、どんな勢力図となるか注目だ。
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