現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > アルピナを手放したボーフェンジーペン家が手掛ける次なる一手は名門ザガートとのコラボモデル!【新車ニュース】

ここから本文です

アルピナを手放したボーフェンジーペン家が手掛ける次なる一手は名門ザガートとのコラボモデル!【新車ニュース】

掲載 更新
アルピナを手放したボーフェンジーペン家が手掛ける次なる一手は名門ザガートとのコラボモデル!【新車ニュース】

新たな高級ブランド「BOVENSIEPEN(ボーフェンジーペン)」を設立

2025年をもってアルピナの商標をBMW AGに譲渡するアルピナ創業家のボーフェンジーペン。ドイツ・ブッフローエを本拠とする彼らは決してクルマへの情熱を失ったわけではない。それを示すのがこのたび発表された「ボーフェンジーペン・ザガート」である。彼らは新しい高級ブランド「BOVENSIEPEN(ボーフェンジーペン)」を立ち上げたのだ。
新ブランド「ボーフェンジーペン」の名を冠した最初のモデルとなる「ボーフェンジーペン・ザガート」。ネーミングにあるとおり、スタイリングを手がけたのはイタリア・ミラノに本拠を置く名門カロッツェリア「ザガート」。BMW M4をベースに、ザガートのデザインとボーフェンジーペンのエンジニアリングを融合させたグランツーリスモが「ボーフェンジーペン・ザガート」の正体だ。
ボディサイズは全長4943×全幅1913×全高1394mmで、ベース車となるM4(日本仕様は全長4805×全幅1885×全高1400mm)より長く、ワイドだ。
エクステリアでは、CNC加工(※)によるステンレス製フロントグリルをはじめ、その両サイドに設けられた大型のエアインテーク、フレームレスのサイドウィンドウ、そしてルーフの後半からリヤウインドウにかけてのダブルバル、さらにフェンダーのラインに統合されたリヤスポイラーが特徴的。仮に「ボーフェンジーペン」バッジや、前後の「BOVENSIEPEN」の文字がなくとも、独特のアピアランスを実現している。ボディにはカーボンファイバーが用いられ、車重は1875kgに抑えられている。ホイールは20インチのマルチスポークデザインだ。
※CNCとは「Computer Numerical Control」の略で、コンピュータで数値制御することで、材料から部品を削り出す製造方法を指す

トヨタが新開発したウインカーが斬新すぎる! 路面に“光る矢印”を投影って一体どういうこと?


インテリアではレザーで覆われたダッシュボード、アルミ削り出しのシフトパドル、最高品質のラヴァリナレザーを張るステアリングホイールなど、アルピナ車を想起させる美しく高品質な仕上げが特徴。ルームミラーやセンターコンソール、ドアスキッドプレートなどには「BOVENSIEPEN」のマークや文字が入る。
ラヴァリナレザーは標準で16色から選べるが、好みのカラーを指定できるビスポークプログラムを設定。このプログラムではさらに、内装すべてをラヴェリナレザー張りにしたり、45色から選べるアルカンターラを組み合わせたりすることも可能だ。


BMW m4ベースの611ps/700Nmの3.0L直6エンジンを搭載

大きなU字型エアダクトを刻むボンネットの下には、最高出力449kW(611ps)、最大トルク700Nm(71.4kgf-m)を発揮する3.0リッター直列6気筒エンジンを搭載。このスペックはM4の390kW(530ps)、650Nm(66.3kgf-m)を上回ることから、明言されてはいないものの、この直6エンジンにはM4同様にツインターボチャージャーが備わっているものと考えられる。0-100km/h加速はM4コンペティション クーペより0.6秒速い3.3秒、最高速は300km/h以上と発表された。
足まわりでは、ビルシュタインが特別に開発したダンプトロニックダンパーを採用し、上質なドライビング体験を実現。ボーフェンジーペンのシャシーチームは、真の「グランツーリスモ」のフィーリングを実現するために、これらのダンパーを精密にチューニング。ドライバーはコンフォート、スポーツ、スポーツプラスの3つのモードから選択でき、洗練された快適性からダイナミックなスポーティさまで、あらゆる領域をカバーする。
アクラポビッチとの共同開発による高性能チタン製エキゾーストシステムの採用も特色。背圧を低減し、従来のシステムより約40%の軽量化も実現している。
「ボーフェンジーペン・ザガート」は、2026年第2四半期の終わりごろからカスタマーへの納車が始まる見通しで、生産台数や車両価格は今年の第4四半期に明かされる予定だ。
SPECIFICATIONS
ボーフェンジーペン・ザガート|Bovensiepen Zagato
ボディサイズ:全長4943×全幅1913×全高1394mm
車両重量:1875kg
乗車定員:4名
エンジン:3.0L直列6気筒
最高出力:449kW(611ps)
最大トルク:700Nm(71.4kgf-m)
0-100km/h加速:3.3秒
最高速度:300km/h以上
欧州複合モード燃費:9.2km/L

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アメリカを代表するスポーツスペシャルティカー「フォード・マスタング」のカッコ良さがハンパない!【日本未発売のクルマたち#️06】
アメリカを代表するスポーツスペシャルティカー「フォード・マスタング」のカッコ良さがハンパない!【日本未発売のクルマたち#️06】
くるくら
アルピナ創業家が新ブランド「ボーフェンジーペン」発表! ザガートと手がけた美しい“キドニーグリルレス”高級GTが誕生
アルピナ創業家が新ブランド「ボーフェンジーペン」発表! ザガートと手がけた美しい“キドニーグリルレス”高級GTが誕生
VAGUE
ロータス唯一のエンジンモデル、エミーラに「V6 SE」とエントリーモデルの「ターボ」が登場! 【新車ニュース】
ロータス唯一のエンジンモデル、エミーラに「V6 SE」とエントリーモデルの「ターボ」が登場! 【新車ニュース】
くるくら
【全ての情報】アルピナが放つニューブランド「ボーフェンジーペン」が初作品「ボーフェンジーペン ザガート」を発表!
【全ての情報】アルピナが放つニューブランド「ボーフェンジーペン」が初作品「ボーフェンジーペン ザガート」を発表!
AutoBild Japan
なぜポルシェのレーシングカーが公道に? 963ハイパーカーをベースにしたワンオフモデル「963 RSP」が衝撃のデビュー
なぜポルシェのレーシングカーが公道に? 963ハイパーカーをベースにしたワンオフモデル「963 RSP」が衝撃のデビュー
くるくら
いま大注目のスクランブラー、ロイヤルエンフィールド「Bear 650」に試乗! 1960年代の“本物感”を放つ唯一無二のミドルクラスだ【試乗レビュー】
いま大注目のスクランブラー、ロイヤルエンフィールド「Bear 650」に試乗! 1960年代の“本物感”を放つ唯一無二のミドルクラスだ【試乗レビュー】
くるくら
小さいジープ「レネゲード」に新型登場! マイルドハイブリッド搭載の「e-Hybrid」はWLTCモード燃費17.7km/L【新車ニュース】
小さいジープ「レネゲード」に新型登場! マイルドハイブリッド搭載の「e-Hybrid」はWLTCモード燃費17.7km/L【新車ニュース】
くるくら
禁断のフェラーリ・チューニング! ノビテックが大胆カスタマイズを施した「SF90XX」
禁断のフェラーリ・チューニング! ノビテックが大胆カスタマイズを施した「SF90XX」
Auto Messe Web
トヨタ斬新「小さな爆速カー」に注目!全長3.1mの「ほぼ“軽サイズ”」ボディに「6速MT×スーパーチャージャー」搭載! “赤い専用内装”も目を惹く「iQ GRMN スーパーチャージャー」とは?
トヨタ斬新「小さな爆速カー」に注目!全長3.1mの「ほぼ“軽サイズ”」ボディに「6速MT×スーパーチャージャー」搭載! “赤い専用内装”も目を惹く「iQ GRMN スーパーチャージャー」とは?
くるまのニュース
タミヤ伝説のプラモデル、「ホンダ シティ ターボ」が25年ぶりに復刻! あの「モトコンポ」ももちろん付いてくる!【クルマとホビー】
タミヤ伝説のプラモデル、「ホンダ シティ ターボ」が25年ぶりに復刻! あの「モトコンポ」ももちろん付いてくる!【クルマとホビー】
くるくら
5200万円!? 1.8リッターエンジンで「325馬力」×2人乗りの究極モデル! アルピーヌ「A110 R ULTIME」登場!  世界限定110台の特別なクルマとは
5200万円!? 1.8リッターエンジンで「325馬力」×2人乗りの究極モデル! アルピーヌ「A110 R ULTIME」登場! 世界限定110台の特別なクルマとは
くるまのニュース
アウディ「RS」おすすめ中古車4選 ハイパフォーマンスを堪能するならコレが狙い目
アウディ「RS」おすすめ中古車4選 ハイパフォーマンスを堪能するならコレが狙い目
グーネット
パフォーマンスを極めたアルピーヌA110の高性能バージョン「A110 R ULTIME」が日本デビュー
パフォーマンスを極めたアルピーヌA110の高性能バージョン「A110 R ULTIME」が日本デビュー
カー・アンド・ドライバー
マツダ「“新”2ドアスポーツカー」まもなく登場! “200万円台”で買える「ちょうどイイ価格」&“匠”の手仕上げ「高性能モデル」も設定!? 2リッター“最高モデル”登場予定の「ロードスター」どんなクルマ?
マツダ「“新”2ドアスポーツカー」まもなく登場! “200万円台”で買える「ちょうどイイ価格」&“匠”の手仕上げ「高性能モデル」も設定!? 2リッター“最高モデル”登場予定の「ロードスター」どんなクルマ?
くるまのニュース
ホンダ「シビック タイプR」欧州で販売終了へ! 有終の美を飾る限定車「アルティメットエディション」が登場!【新車ニュース】
ホンダ「シビック タイプR」欧州で販売終了へ! 有終の美を飾る限定車「アルティメットエディション」が登場!【新車ニュース】
くるくら
【公道最強のインパクト】ポルシェ963 RSP登場、公道で走れるレーシングカーを夢みて
【公道最強のインパクト】ポルシェ963 RSP登場、公道で走れるレーシングカーを夢みて
AUTOCAR JAPAN
新型クラウンの本命は、SUVとワゴンのいいとこ取りで超快適! トヨタ・クラウン エステートRSを渡辺敏史がドライブ【試乗レビュー】
新型クラウンの本命は、SUVとワゴンのいいとこ取りで超快適! トヨタ・クラウン エステートRSを渡辺敏史がドライブ【試乗レビュー】
くるくら
アストンマーティン「V8オスカー・インディア」相場が4倍に高騰!約4620万円で落札された理由とは
アストンマーティン「V8オスカー・インディア」相場が4倍に高騰!約4620万円で落札された理由とは
Auto Messe Web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村