■「日本未導入」トヨタ車がS耐に! 全長6m級ピックアップなど米国仕様3台を特別展示
11月15日・16日に開催される「ENEOS スーパー耐久シリーズ 2025 Empoweed by BRIDGESTONE 第7戦 S耐FINAL大感謝祭」の会場で、注目のイベントを実施。
【画像】超かっこいい! これが「新カムリ」です!画像を見る!
日米自動車文化交流の一環として、トヨタが米国で生産・販売する3モデルが特別展示されました。
ラインナップは、巨大なピックアップ「タンドラ」、3列SUV「ハイランダー」、そして米国仕様の「カムリ」。
いずれも現在日本では正規販売されていない車両で、当日は実際に乗り込むことも可能で、アメリカの空気を感じる貴重な機会となりました。
スーパー耐久シリーズ最終戦。そのイベント広場で、一般社団法人 日本自動車会議所が主催する日米自動車文化交流イベントが開催されました。
この企画は、日米の自動車文化の交流を後押ししたいというトヨタの思いから実現したもの。
アメリカのユーザーがどのようなクルマに乗り、どのように使っているのかを日本の人々にも体感してもらうため、米国で生産・販売されている3台の車両が特別に展示。
■●圧巻! 全長6m級の「タンドラ」
まず目を引くのは、テキサス工場で生産されているピックアップトラック「タンドラ」です。
全長約6メートル、全幅約2メートルというそのサイズは、日本の小型バス「コースター」に匹敵するほどの大きさです。
日本ではまず見かけることのないこのサイズ感こそが「ザ・アメリカ」を象徴するモデルとして選ばれました。
現地では、荷台にキャンプ用品などを満載してファミリーで出かけたり、もちろん荷物運搬に使われたりと、パワフルに活躍しているといいます。
■●日本では珍しい3列SUV「ハイランダー」
続いては、インディアナ工場で生産されるSUV「ハイランダー」です。
このモデルの特徴は、日本では珍しい3列シートレイアウトを採用している点です。
アメリカでは、この大きさのSUVがファミリー層の「日常の足」として活躍しており、例えば子供のサッカークラブの送迎などにも使われているといいます。
トヨタのラインナップにおける、日本とアメリカのSUV文化の違いを感じられる一台です。
■●アメリカで今も絶大な人気を誇る「カムリ」
最後は、ケンタッキー工場生まれのセダン「カムリ」です。カムリはかつて日本でも販売されていましたが、現在このモデルは国内導入されていません。
日本ではセダン市場が縮小傾向にありますが、アメリカでは今なお年間30万台前後が販売されるほどの人気を維持しています。
「普段使いの足として間違いない選択」として長く愛され続けている存在です。
改めてその姿を見ると「かっこいい」と感じる人も多いのではないでしょうか。
※ ※ ※
展示される3台は、いずれも「今、日本にはないアメリカらしさ」を感じてもらうために選定されたモデルです。
現地では、車両を外から眺めるだけでなく、実際に運転席や後部座席に乗り込むことが可能でした。
実車を見た何人かのユーザーは「タンドラの迫力に驚きました。でも日本だと駐車場や、狭い道でのすれ違いで苦戦しますね」や、「新しいカムリを始めて生で見ましたが、カッコいいですね。これなら欲しいなと思いました」とコメントしていました。(くるまのニュース編集部)
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