ドリ車を諦めたオーナーがトヨタ「ハリアー」を極低のスタイルへ変貌させる
もともとドリ車(ドリフト車)に乗りたかったが、家族から猛反対されて60型トヨタ「ハリアー」を購入した“かいと”さん。当初は純正のまま乗る予定だったが、気が付けば前後11度のキャンバー角(タイヤの傾き)を付けた極低スタイルへと変貌していた。誰とも被らないホイールを履かせ、唯一無二の存在感を放つこだわりの足まわりと、今後の展望を紐解いていく。
RAV4目当ての来店で展示車を即決。水色内装で徹底的に作り込んだハリアーの造形美
「誰も履いていない」からこそ選んだワーク「VS KF♯」
“かいと”さんのハリアーの足元を飾るのは、ワーク「VS KF♯(シャープ)」だ。サイズは前後とも20インチ×11Jという攻めたスペックを選択している。 このホイールを選んだ理由は、「誰も履いていなかったから」と極めてシンプルだ。 カスタムにおいて、人と違うことを重視する“かいと”さんにとって、ホイールは単なる足元のパーツではなく、自分らしさを表現するための重要なアイテムだ。その狙い通り、11Jの太いリムと大胆なサイズ設定が、ハリアーのワイド感を強調している。
前後11度のキャンバーでさらなる低さを徹底追求
足まわりには日正タイヤ製車高調(車高調整式サスペンション)をセットし、現在のキャンバー角は前後とも11度だ。
「自分としては、まだまだ寝かせたいと思っています」
フロントにはワンオフ製作のピロアッパー(サスペンション上部の支持部品)を投入し、ブラケットも加工を施す。さらにロールセンターアダプターであるイージープロを組み合わせてキャンバー角を調整している。 リアにはメーガンレーシング製のアッパーアームとトーコントロールアームを装着する。こちらにもロールセンターアダプター(イージープロ)を組み合わせ、前後ともに理想とする角度へと追い込んでいる。
現在でも十分にインパクトのある11度だが、“かいと”さんが目指すのはさらにその先だ。今後はあと1~2度ほどキャンバー角を追加する予定だ。
個性的なグリルと進化を続けるリアまわりの展望
フロントグリルには、G’sとHスタイルを組み合わせた仕様を採用する。上部はダイヤモンドカットを思わせる造形が特徴的で、表面はラメ塗装。シンプルながら存在感のあるフロントマスクに仕上がっている。
エアロパーツはフロントとサイドに装着しているものの、現在のスタイルを構成する各パーツをバランスよく組み合わせているのがポイントだ。 現状でも低く構えたスタイルが完成しているが、“かいと”さんにとってはまだ発展途上だ。次なるターゲットとして挙げているのがリアまわりだ。 樹脂パーツ部分をボディカラーに合わせて塗装し、リアビューの質感をさらに高める計画を立てている。
ドリ車への憧れから始まり、家族の反対や中古車価格の高騰をきっかけに選んだハリアー。最初は純正で乗るつもりだったはずが、11度のキャンバー角と個性的なホイールを履くスタイルへと進化した。
「人と被りたくない」というシンプルな思いが、現在の個性的なハリアーを作り上げている。既成概念にとらわれず、自身の理想を具現化していくオーナーの行動力と情熱が、この強烈なスタイリングを支えている。さらなる低さと美しさを求めて進化を続ける、“かいと”さんのハリアーの今後に期待したい。
■ トヨタ「ハリアー」スペック一覧 ・ベース車両:トヨタ「ハリアー」 ・オーナー:“かいと”さん ・エクステリア:Fグリル(G’s+Hスタイル)F/Sエアロ(不明) ・足まわり:日正タイヤ製車高調、F:ワンオフピロアッパー/ブラケット長穴加工/イージープロ、R:メーガンレーシング アッパーアーム/トーコントロールアーム/イージープロ ・ホイール:ワーク「VS KF♯」(F/R:20×11J ) ・タイヤ:ニットー ・キャンバー角:前後11度
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