「2027年夏」開通へ
本州最南端に向かう高速道路の開通見通しが立ちました。
2025年4月23日、国道42号「すさみ串本道路」の3回目の事業工程会議が開かれ、国土交通省の紀南河川国道事務所をはじめとする関係者間で進捗が報告されました。
すさみ串本道路は、紀勢道の和歌山県側の終点・すさみ南IC(和歌山県すさみ町)から串本IC(仮称、同・串本町)までを結ぶ延長19.2kmの自動車専用道路です。並行する国道42号のバイパスの機能も担います。2014年度に事業化。道路は幅員12m・2車線(片側1車線)、設計速度80km/hで整備されます。中間地点には串本方面の出入りのみとした和深IC(仮称、串本町)が設置される計画です。
紀南河川国道事務所によると、すさみ串本道路は27~54mの高さで整備することから、津波や台風による越波などで国道42号(現道)が通行止めになったときの迂回ルートになるほか、三次救急医療施設への搬送時間短縮、京阪神からの所要時間短縮による観光活性化などの効果も期待されるといいます。
現在は全線にわたって橋やトンネル、舗装工事などが進められていますが、途中の安指川橋(仮称)では、橋脚を造る際に通常の掘削機では対応できない硬い岩が多数出てきたため、施工に通常の約4倍(4か月)を要したといいます。
また、小河瀬谷川橋(仮称)では、地盤にひび割れが見つかったため、直接基礎から杭基礎(深礎杭)に構造を変更し、修正設計を行いました。
このような課題に対応しているため、紀南河川国道事務所は「2025年春」としていた開通予定を2024年12月に撤回。そして今回、小河瀬谷川橋(仮称)の対応が進み工程を精査した結果、開通予定を「2027年夏」と改めて示しました。
なお、開通までまだ時間を要するため、開通前でも南海トラフ地震による津波などが発生した際、概成区間や工事用道路、法面点検階段を避難用に使えるようにする方針です。
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