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トヨタ、ポルシェがル・マン24時間バーチャルレースにエントリー。参加ドライバーは後日発表へ

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トヨタ、ポルシェがル・マン24時間バーチャルレースにエントリー。参加ドライバーは後日発表へ

 WEC世界耐久選手権に参戦しているTOYOTA GAZOO Racingとポルシェは、6月13~14日に開催される世界最大級のオンラインレース『ル・マン24時間バーチャルレース』への参戦を発表。同レースに出場することを認めた最初のチームとなった。

 2018年からル・マン24時間を2年連続で制しているトヨタは5月19日、来月行われるオンラインイベントに参加する計画を明らかにした。

世界最大級のバーチャル耐久レース『ル・マン24時間バーチャル』、6月13~14日開催決定

 なお、このレースに使用されるレーシングシミュレーター『rFactor 2』のプラットフォームではLMP1カーが利用できないため、彼らはオレカ07・ギブソンを用いてLMP2クラスに加わり総合優勝を目指すことになる。

 同じくル・マン24時間バーチャルレースへの参加を表明したポルシェは、“ポルシェ・eスポーツ・チーム”というチームバナーの下で、合計4台のクルマを走らせる計画だ。

 LMP2クラスを戦うトヨタとは異なりポルシェは現在の主戦場であるGTEクラスにエントリーする。使用するマシンはもちろんポルシェ911 RSRだ。このクルマはフェラーリ488、シボレー・コルベット、アストンマーティン・バンテージと並びGTE部門で利用できる4台のGTカーの内のひとつ。

 気になるドライバーラインアップだが、ル・マン24時間バーチャルレースでは1チームにつき現実世界のプロドライバーが少なくとも2名、シムレーサーのスペシャリストを最大2名、フィールドに投入する必要がある。

 今回エントリーを発表した日独のメーカーは現時点で、ともに参加ドライバーを明らかにしていない。これについては両メーカーとも後日発表となる見通しだ。

 WECのジェラール・ヌーブCEOは最近行われたテレビ会議を通じて、総グリッド数が50台であるのに対し5月13日時点で少なくとも40台のエントリーがあったことをジャーナリストたちに語った。

 また、ヌーブは各チームにモータースポーツのさまざまな分野のドライバーを含む多様なラインアップをまとめることを望んでいると述べている。

「さまざまな異なるプラットフォームから多数の人々が参加し、ドライバーはすでにこのイベントへの参加を計画している。加えて、すでにいくつかのチームや自動車メーカーと話し合っている」とヌーブ。

「とても興味深いのは、さまざまな理由で実際のレースでは実現不可能だったドライバーの組み合わせを見ることができる点だ。例えば、当初ル・マン24時間が行われる予定だった日にF1はカナダでレースが開催されるはずだった」

「(現実世界のレースではないため)契約上の問題は発生しない。そのため、ラインアップには多くの可能性があり、想像もできないような組み合わせが見られるのは素晴らしいことだ」

「もしかしたら、将来のラインアップになる組み合わせが出てくるかもしれない。あるいは、ル・マンでは数年間見たことのないドライバーがみつかる可能性もあるだろう」

 ヌーブは、各チームのエントリー状況やドライバーの追加に冠する定期的な情報の更新は、eレース開催までの数週間の内に行われると付け加えている。

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