トヨタ・ガズー・レーシングは、2021シーズンの世界ラリー選手権(WRC)と世界耐久選手権(WEC)に参戦する車両を公表した。
「ヤリスWRC」は、これまでに出場したWRCイベントの3分の1以上に当たる17勝をあげ、18年にはマニュファクチャラーズタイトル、19年と20年にはドライバー&コ・ドライバーズタイトルを獲得した。22年には新車両規定が導入されるため、現行車として最後のシーズンになる。
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新開発の「GR010ハイブリッド」は、排気量3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジン(680馬力)で後輪を、アイシン・エィ・ダブリュとデンソーが共同開発したモータージェネレーターユニット(272馬力)で前輪を駆動する。高性能の流体力学ソフトウエアと風洞を活用した最先端のエアロダイナミクス性能も特徴だ。
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