2021年のWRC開幕戦、伝統のラリー・モンテカルロは競技最終日を迎え、SS12~15(総距離54.48km)の4ステージが行なわれた。3日目に総合首位に立ったTOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジェがこの日も強さを見せ、ラリー・モンテカルロで通算8勝目を挙げた。
デイ3終了時点での総合順位はトヨタ勢がトップ3独占し、その中でもオジェがトップ。13秒差でチームメイトのエルフィン・エバンスが続き、3番手には56.8秒差で同じく僚友カッレ・ロバンペラが続いていた。
■いよいよ開幕2021年WRC。オジェは昨年以上の混戦を予想「タイトル候補は最低4人」
最終日のオープニングステージとなるSS12では、総合首位のオジェがベストタイムをマークする走りで、エバンスに8秒差をつけ、ギャップを拡大した。
続くSS13ではティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が好走を見せステージ首位を記録。エバンスが2番手、オジェは3番手となりその差は減少したが、19.7秒のリードを残したままだった。
SS12の再走ステージとなるSS14では、再びオジェがベストタイムを記録。総合2番手のエバンスに対する差を、28.1秒に拡大した。
そして迎えた最終のパワーステージでは、総合首位を走るオジェが突き放しにかかり、ここでもベストタイムをマーク。これによりオジェはかつての宿敵であるセバスチャン・ローブの通算7勝を超えるラリー・モンテカルロ8勝目、キャリア50勝目を果たした。
総合2位は僚友のエバンス。総合3位には苦しい序盤2日間を乗り越えてトヨタ勢に対抗してみせたヌービルが続いた。
TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより、ヤリスWRCを駆る勝田貴元は全ステージを完走。自己ベストとなる総合6位でラリー・モンテカルロを終えた。
WRC第2戦アークティック・ラリー・フィンランドは、2月26日~28日にかけて開催される予定だ。
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