レッドブルのホーナー代表、カナダGP抗議にライバルから批判も「全く悔いはない」

　F1第10戦カナダGPの勝者であるジョージ・ラッセル（メルセデス）への抗議申し立てについて、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は全く悔いるところは無いと語った。

　カナダGPでレッドブルはマックス・フェルスタッペンが2位となったが、彼らはレース後にトップチェッカーを受けたラッセルのセーフティカー中の不安定な運転や車間距離の開きすぎといった行動を問題視して抗議を行なった。

　審議には長い時間がかかったものの、結局レッドブルの抗議は却下され、ラッセルの優勝は確定。レッドブルの思うような形とはならなかった。

　16日に行なわれた映画F1のワールドプレミアの際、メルセデスのトト・ウルフ代表はレッドブルによる抗議を猛烈に批判し、「あまりにもつまらない訴え」であり、「恥ずべきことだ」と語っていた。

　だがレッドブルのホーナー代表は、それを全く気にしていないようだ。同じイベントで抗議を後悔しているかと尋ねられたホーナー代表は、Sky Sport F1にこう答えた。

「いいや、全く後悔はしていない。チームにはそうする権利があるんだ」

　ホーナー代表はそう語る。

「我々は何かが正しくないと考えていた。そしてそれをスチュワードに伝える権利があるんだ。そして我々はその権利を使うことを選んだ。そのことで悔いるなんて全く無いことだ」

　なおフェルスタッペンはレース後、今回は2位が最大限の結果だったと語っている。

「ミスはまったく無かったし、堅実なマシンを手にしていたと思う。ただレースでは全然ペースがなくて、最初の2スティントではタイヤのデグラデーションもちょっと大きすぎたことで、かなり守備的なレースをせざるを得なかった」

「ピットストップでもかなりアグレッシブに行く必要があったんだ。正直、最後のピットストップは特にね。良いタイヤだったけど最後まで行けるか不安もあったけど、幸運にも終盤は燃料が減ってよりコントロールしやすくなっていた。そこはポジティブだったね」

「上手くいったと思う。今日はこれが僕らにとって最大限の結果だったと思う」

Comments

[tat********]

このおっさんは嫌いだけど、抗議は認められてる権利だからねえ。
納得いかないから抗議してるのに、そのことについて非難される謂れはないでしょ。