MotoGP第9戦ドイツGPのMoto2クラス決勝は、ブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)がクラス初優勝を挙げた。
Moto2クラス史上初、イタリア人が独占したフロントロウからスタートで抜け出したのは、ルカ・マリーニ(SKY Racing Team VR46)。自身初のフロントロウスタートからホールショットを奪取した。2番手にはチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤが続いた。
Moto2ドイツ予選:パッシーニが今季2度目PP。復帰戦の長島哲太は26番手
しかし、バニャイヤはポールポジションを獲得したマッティア・パッシーニ(Italtrans Racing Team)に交わされると、目の前を走るパッシーニが転倒。これを避けるような形でグラベルを走るような形となったバニャイヤは大きくポジションを落とした。
これで2番手に浮上したジョアン・ミル(マルクVDS)がマリーニに迫り、24周を残した時点でミルが1コーナーでトップに浮上した。ただ、ミルも後続を引き離すには至らず、3番手のブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)も加わり3台の接近戦が繰り広げられた。
ポイントリーダーのバニャイヤを16ポイント差で追うランキング2位のミゲル・オリベイラ(Red Bull KTM Ajo)は、予選15番手から着々とポジションを上げ、レース序盤で6番手まで浮上した。
ウォームアップでトップタイムを記録したビンダーは、マリーニとミルを攻略。残り18周の時点でトップに立つ。するとレース後半に向けて、ミルとマリーニが接近し2番手争いを展開。レース折り返しを過ぎてからマリーニがミルのイン側に飛び込み、オーバーテイクを成功させた。しかしミルもマリーニを抜き返し、この間にビンダーが0.6秒ほどのギャップを築いだ。
オリベイラは4番手を走るマルセル・シュロッター(Dynavolt Intact GP)の攻略に手こずったが、なんとかオーバーテイクし4番手に浮上。しかし10周ほどとなった時点で、3番手のマリーニまでは1.6秒ほどのギャップがあり、フィニッシュまでに追いつけず4位でレースを終えた。
結局、ビンダーがミルに0.7秒ほどの差をつけてMoto2クラス初優勝。マリーニは最後にミルのすぐ背後に迫ったが、オーバーテイクはできず。それでもマリーニは嬉しい初表彰台獲得となった。ミルにとっても、2位は自己ベスト更新となる結果だ。
バニャイヤは後方から猛烈な追い上げを見せ、12位フィニッシュ。オリベイラには差を詰められたものの、7ポイント差でポイントリーダーを維持している。
転倒が続出した今回のレースでは、長島哲太(IDEMITSU Honda Team Asia)も5周目に転倒を喫し、リタイアとなっている。
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