鈴鹿サーキットで4月6日(日)に決勝レースが行なわれたF1第3戦日本GP。今回が母国戦となるレッドブルの角田裕毅は12位だった。
日本GP開幕を前に、不振にあえぐリアム・ローソンに代わってレッドブル昇格を果たした角田。母国でビッグチームデビュー戦を迎えるにあたり、大きな注目が集まった。
【詳細レポート】角田裕毅、レッドブルでの記念すべき初陣は12位。フェルスタッペンがマクラーレン抑える王者の走りで優勝|F1日本GP決勝
角田にとっては、フリー走行で新しい相棒となるレッドブルの2025年マシンRB21への習熟を進めたいところだったが、芝生炎上や他車のクラッシュによる赤旗中断もあり、走行時間が削られてしまうことになった。
その中でも角田は上位につるシーンも多く、入賞が十分に狙えると考えられた。しかし予選ではタイヤのウォーミングアップが上手くいかずQ2敗退。他車に対するペナルティもあって14番手に繰り上がってスタートすることとなったが、追い上げのレースを強いられることには変わりなかった。
開催初日から2日目にかけては澄んだ青空が鈴鹿サーキットを包んだが、決勝が行なわれた日曜日の午前中は雨が降り注いだ。スタートを前に雨は上がったものの、気温14度、路面温度22度と寒く、路面は“ちょい濡れ”状態。多くのドライバーと同様に角田もミディアムタイヤをスタートで履く戦略を取った。
角田は53周の決勝レースのスタートで14番手をキープ。オープニングラップでレーシングブルズのリアム・ローソンをスプーンカーブで交わし13番手に浮上した。
角田は、前でアストンマーティンのフェルナンド・アロンソとバトルを繰り広げるアルピーヌのピエール・ガスリーに接近。アロンソは入賞圏内を走るハースのオリバー・ベアマンから離され始めており、2台に引っかかる角田としては早く抜いていきたいところだったが、DRS圏内でもオーバーテイクを仕掛ける決定打に欠いた。
角田はガスリーの後ろで周回数を消化。23周目終わりにピットへ入り、2.9秒の作業でハードタイヤに履き替えてコースへと戻った。フレッシュなタイヤでポジションアップを狙う、アンダーカット戦略だ。
アロンソやガスリーは角田をカバーするため翌周にピットへ。角田はピットでタイムロスがあったガスリーを交わすことには成功したものの、アロンソは角田の前でコースに戻ることができた。
角田は第2スティント序盤、周囲よりも速い1分32秒台~1分33秒台フラットで周回。ただ、アロンソを追いかける中で角田はシケインでコースオフを喫し、タイムをロスした。
その後は周囲のペースも1分33秒台中盤まで上がり、全車がピットへ入ったことで12番手となった角田はアロンソに肉薄するもオーバーテイクを仕掛ける距離まで近づくことができず、そのまま12位でチェッカーを受けることとなった。
角田にとっては、日本GP決勝は我慢のレースとなった。抜きにくい鈴鹿で、予選Q2敗退が大きく最終的な結果に影響した。しかし角田曰く、レース中にも改善点が見つかったそうだ。
3連戦の初戦となる母国での戦いを終えて、角田は1週間後のバーレーンGPへと向かう。そこでどのような改善を見せてくれるだろうか?
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