■限定3000台で復活する「インサイト」
2026年3月5日にホンダが発表した新たなクロスオーバーSUVタイプの電気自動車(BEV)が「インサイト」という車名となることが明らかとなり、先行情報が公開されたほか、一部のホンダディーラーなどで先行展示がなされることがアナウンスされました。
先代モデルの終売から約3年半を経て復活した新型は、どのようなモデルなのでしょうか。
【画像】超カッコいい! これがホンダ「新型インサイト」です! 画像で見る
インサイトといえば1999年11月に初代が登場。今回発表されたモデルで通算4代目となるわけですが、初代モデルは徹底的に燃費性能を追求した車両となっており、乗車定員は2名。
ボディにはミッドシップスポーツカー「NSX」譲りのアルミボディを採用し、パネルにもアルミや樹脂といった軽量素材を使用。
さらにリアタイヤ部にはスカートを装着するなど、空力にも考慮した3ドアハッチバックボディで、見事当時の世界最高燃費を実現したのでした。
そんな初代は2006年に終売となり、およそ3年後に登場した2代目は初代と打って変わって、実用的かつ安価なハイブリッド車として5ドアハッチバックのボディをまとい、トヨタ「プリウス(3代目)」に真っ向勝負を挑んだ車種となりました。
そして2代目モデル終売からまた4年ほど間が空いて登場した3代目は、また大きくキャラクターを変更して、落ち着いたミドルクラスセダンとなったのでした。
そこから今回の4代目モデルはクロスオーバーSUVということで、まさに車名通り時代の流れを「insight=洞察」する車種となっています。
そんな新型インサイトは、前述した通り歴代のハイブリッドモデルから電気自動車へと変貌。
ベースとなっているのはすでに中国市場で販売されている「e:NS2」というモデルで、クロスオーバーSUVでありながら、クーペスタイルとすることでスタイリッシュなフォルムとなっています。
インサイトのサイズは発表されていませんが、ベースのe:NS2は全長約4788mm×全幅約1838mm×全高約1570mmとなっており、それなりに堂々としたサイズ。
駆動方式はフロントにモーターを備える前輪駆動レイアウトで、航続距離はWLTCモードで500km以上を実現すると発表されています。
装備としては、運転支援システムの「Honda SENSING」をはじめ、コネクティッドサービス「Honda CONNECT」は標準装備となります。
さらに、12.8インチの大画面ディスプレイオーディオや9.4インチデジタルグラフィックメーター、12スピーカーを備えるBOSEプレミアムサウンドシステム、輻射熱を発するインテリアヒーターとシートヒーター、ステアリングヒーターを協調制御するインテリジェントヒーティングシステム、電動サンルーフなど、上級装備が一通り装着されているのもポイント。
加えて、6種類用意されているアロマカートリッジのうち3種類まで装着でき、ディスプレイで香りを選択し、自分好みの香りで新感覚のドライビングプレジャーを体感できるようになっているのも、国産車ではあまり見ない装備として話題となっています。
新型インサイトは2026年春の発売を予定しており、3月19日から先行予約受付をスタート。価格は発表されていませんが、日本では限定3000台の販売となっているので、気になる人は早めにディーラーに足を運んだ方がいいかもしれません。(小鮒康一)
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