健康上の問題により、サーキットレースへの本格転向を一時中断しているカッレ・ロバンペラ。今後についてはトヨタと話し合うとしており、現状はあらゆる可能性について否定していない。
2度のWRC(世界ラリー選手権)王者であるロバンペラは今季、ラリーからサーキットレースへの本格転向に際し、スーパーフォーミュラに参戦する計画だった。しかし体調面での懸念があり、今季の参戦は取りやめに。現在では回復も進んでおり、医師からモータースポーツ活動の再開を許可されている。
■SF参戦休止のロバンペラ、健康上の問題が悪化と明かす。しかし「サーキットでの挑戦が終わったわけではない」
そんな中ロバンペラは、先週末のラリー・フィンランドでデモ走行を披露。彼のWRC時代のコ・ドライバー、ヨンネ・ハルットゥネンが所有するトヨタ・カローラGT AE86 ラリーカーのステアリングを握った。これは2025年末にWRCから離れて以来、ロバンペラにとって初めてのラリーカーでのドライブとなった。
motorsport.comに対し、ロバンペラは「本当に楽しかった」と振り返った。
「サービスパークに来て、昔からの友人やチームメイトに会えたのも良かった。観戦する側に回るのもいいものだね」
「この1年間、僕はまともに何かを運転することはしていなかった。いくつか楽しいイベントに参加したり、自分のために時間を使ったり、普通の生活をしたりしていただけだ。友人たちとガレージでぶらぶらしながら、楽しいことをして過ごしていた」
「今は調子も良くなってきたし、もうしばらく前から健康な状態に戻っている。それが何より大事なことだ。最近はただ、いろいろなことを楽しんだり、自分のために少し時間を使ったりできて、本当に良かったよ」
ロバンペラは回復に専念するため、意図的にモータースポーツの世界から距離を置いていたことも認めた。ただし友人であり、トヨタでチームメイトでもあった勝田貴元とは連絡を取り続けており、アドバイスを送っているという。今季の勝田はサファリ・ラリーでの初優勝を皮切りに一時はポイントリーダーになるなど、躍進を果たしている。
「(勝田とは)時々話しているよ」とロバンペラ。
「自分が良いコーチだとは思っていないけど、もちろん、できる限り彼を助けようとはいつも思っている。彼から聞かれたら、できる限り力になろうとしている」
「(彼の活躍を見るのは)本当に良いことだ。唯一少し残念なのは、僕が現地にいなかったこと。特にサファリ・ラリー・ケニアで彼が初優勝したときは、現地にいるべきだった」
現在ロバンペラは、来季から競技へ復帰するため、トヨタと今後について話し合う準備を進めている。そして現時点では、あらゆる選択肢がテーブルの上にあるようだ。
「今のところ、話せることは正直あまりない」
「できるだけ長い間、そのことについて考えないようにしてきた。でも、もちろんこれからはトヨタとも少しずつ話をして、お互いの計画を確認していくことになる」
「何か特定のものを目標にしているわけではないと思う。僕は柔軟に考えているし、トヨタがどう考えているのか、自分がどう考えているのかを踏まえて、これからのことを決めていくことになると思う」
今もサーキットレースに参戦することが希望のひとつなのか、それともラリーに復帰する可能性もあるのかと尋ねると、彼はこう答えた。
「もちろん、これまで(サーキットレースを)すごく楽しんできたから、今後の計画の中にあることは間違いないと思う。でも、それが具体的にどういう形になるのかは分からない」
「長いブランクを経て、もちろんラリーも以前とはかなり違った感覚が感じられる。そういう考えもある」
またロバンペラは、新たな商業権保有者が決まったWRCが今後どのような方向へ進んでいくのかにも関心を持っていると述べた。
「これは本当に興味深いことだと思う。もちろん、彼らが変化を起こしてくれることへの大きな期待がある。いろいろなことを変えてくれるといいね。もちろん簡単なことではないけど、うまくやってくれることを願っている」
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みんなのコメント
トヨタさんとよく話し合って開始すれば良いと思います。