現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「中国初の独自開発戦闘機」どんなもの? 「これでもか!」というほど時代に翻弄された機体の経緯とは

ここから本文です
「中国初の独自開発戦闘機」どんなもの? 「これでもか!」というほど時代に翻弄された機体の経緯とは
写真を全て見る(1枚)

エンジンを2発に

 1960年代から1970年代にかけて中国と旧ソ連の間は緊張状態が続き、両陣営の軍が国境沿いに集結して睨みあう状態が続いていました。そのようななか生み出されたのは、一部メディアでは「中国初の独自開発戦闘機」とも紹介されている「J-8」です。どういったモデルだったのでしょうか。

【写真】えっ…これが「中国初の独自開発戦闘機」全貌です

 J-8シリーズが配備される前、当時の中国空軍の主力戦闘機はミグ15を国産化したJ-5、ミグ17を国産化したJ-6、そして導入したばかりのミグ21(同J-7)でした。どれも航続距離が短く、搭載兵器も限られていた昼間戦闘機でした。

記事全文を読む
文:乗りものニュース 中島二郎(航空アナリスト)

関連タグ

【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

「最高機密」なのになぜ? 「ロシア最新ステルス戦闘機」中東の“空の祭典”で初展示へ…その納得の狙いとは
「最高機密」なのになぜ? 「ロシア最新ステルス戦闘機」中東の“空の祭典”で初展示へ…その納得の狙いとは
乗りものニュース
“自衛隊パジェロ”ウクライナで好評も「困ってます」「無理して使ってます」 露呈した装備品輸出の“欠けた視点”
“自衛隊パジェロ”ウクライナで好評も「困ってます」「無理して使ってます」 露呈した装備品輸出の“欠けた視点”
乗りものニュース
日本初のジェット輸送機 いまだ語り草の“ビックリ性能”はどう実現した? 空自パイロットの評価は
日本初のジェット輸送機 いまだ語り草の“ビックリ性能”はどう実現した? 空自パイロットの評価は
乗りものニュース
ロシアの最新ステルス機「色々見せちゃいます…」今まで未公開だった“ヒミツの場所”公開 海外向けにアピール!
ロシアの最新ステルス機「色々見せちゃいます…」今まで未公開だった“ヒミツの場所”公開 海外向けにアピール!
乗りものニュース
新戦闘機の共同開発が“空中分解”寸前か 仏「単独でやれる」 独「年内に合意なければ離脱」 いちばん困る国はどこだ?
新戦闘機の共同開発が“空中分解”寸前か 仏「単独でやれる」 独「年内に合意なければ離脱」 いちばん困る国はどこだ?
乗りものニュース
「攻撃ヘリ」全廃のドイツ“代わりのヤツ”をさらに購入決定! 原形機はカワサキも共同開発
「攻撃ヘリ」全廃のドイツ“代わりのヤツ”をさらに購入決定! 原形機はカワサキも共同開発
乗りものニュース
陸軍30年ぶりの新型「装甲車」ついに納入開始! 強い硬い速い&ハイテク でも“ヤバい騒音!?” イギリス
陸軍30年ぶりの新型「装甲車」ついに納入開始! 強い硬い速い&ハイテク でも“ヤバい騒音!?” イギリス
乗りものニュース
日本の「改もがみ型」護衛艦、“第三国”も導入か!? オーストラリアだけで終わらない“必然” ただし壁も
日本の「改もがみ型」護衛艦、“第三国”も導入か!? オーストラリアだけで終わらない“必然” ただし壁も
乗りものニュース
世界で2例目の電磁カタパルト空母「福建」誕生 中国の次世代海軍力の象徴する巨大艦
世界で2例目の電磁カタパルト空母「福建」誕生 中国の次世代海軍力の象徴する巨大艦
乗りものニュース
日本の潜水艦もついに搭載!  海中からミサイルを打ち上げる「新たな装備」いよいよ試作へ 周辺国は既に持ってる!?
日本の潜水艦もついに搭載! 海中からミサイルを打ち上げる「新たな装備」いよいよ試作へ 周辺国は既に持ってる!?
乗りものニュース
ついに艦名が明らかに! 自衛隊初の新ジャンル「哨戒艦」2隻同時は極めて異例 詳細も判明
ついに艦名が明らかに! 自衛隊初の新ジャンル「哨戒艦」2隻同時は極めて異例 詳細も判明
乗りものニュース
海自の射撃訓練に謎の「テープぐるぐる無人機」出現! じつは業界注目の最先端ドローンかも?
海自の射撃訓練に謎の「テープぐるぐる無人機」出現! じつは業界注目の最先端ドローンかも?
乗りものニュース
「建造OKでた!」韓国の原子力潜水艦、そもそもつくれるのか? 「ならば日本も…」は現実的? 日韓の大きな“差”
「建造OKでた!」韓国の原子力潜水艦、そもそもつくれるのか? 「ならば日本も…」は現実的? 日韓の大きな“差”
乗りものニュース
日本の新戦闘機開発にも関係? 英国の大手防衛企業が無人機先進国の国営企業と協力へ
日本の新戦闘機開発にも関係? 英国の大手防衛企業が無人機先進国の国営企業と協力へ
乗りものニュース
ド深夜の羽田空港から「ナゾの真っ白旅客機」が離陸…なぜ? 実は「歴史と思いが詰まっている機体」…その経緯って?
ド深夜の羽田空港から「ナゾの真っ白旅客機」が離陸…なぜ? 実は「歴史と思いが詰まっている機体」…その経緯って?
乗りものニュース
あまりにも異様な外観のロシア軍「怪物戦車」を捉えた映像が公開  “天敵”の攻撃防ぐためガチガチ防御に?
あまりにも異様な外観のロシア軍「怪物戦車」を捉えた映像が公開 “天敵”の攻撃防ぐためガチガチ防御に?
乗りものニュース
海自のイージス艦に迫るドローンを「小銃」で撃墜!? 洋上で実施された珍しい訓練の様子が公開
海自のイージス艦に迫るドローンを「小銃」で撃墜!? 洋上で実施された珍しい訓練の様子が公開
乗りものニュース
「JALから退役した機体のその後の姿」に「すごいなぁ」9月に退役の”元国際線主力機”、激変の現状に注目集まる
「JALから退役した機体のその後の姿」に「すごいなぁ」9月に退役の”元国際線主力機”、激変の現状に注目集まる
乗りものニュース

みんなのコメント

12件
  • 992
    ソ連に対峙する中国を支援すればいずれは民主化し自由主義諸国となるであろうとの浅はかな考えだった
    ところが今では天安門広場前で露中北の独裁者が横並びで強大な軍事力を誇らしげに眺める姿を全世界に向けて報道する始末
    せめてもの救いは実際に技術供与まで至らなかったことぐらいか
  • nnk********
    J-8のベースになったJ-7(MiG-21)の生産も困難だった、というのを読んだことがあります。
    ソ連から技術者を招いてMiG-21ライセンス生産をしようと準備をしている最中に中ソ対立が発生し、ソ連技術者たちが中国から帰国してしまう。MiG-21は初期型であってもJ-6(MiG-19)よりも遥かに高度な技術のため、MiG-21現物が手元にあっても、それをJ-7として生産に持っていく技術力を手にする努力を要した、生産に目処がたった時期に文化大革命でインテリ層粛清の嵐、...な話を。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村