マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、チームメイトのストフェル・バンドーンがダウンフォース不足に苦戦していることを受けて、マシンの問題を深く調べばければならないと主張した。
今シーズンはまだ一度も予選でアロンソを上回ったことのないバンドーンだが、この2戦ではレースペースでもアロンソに大きく引き離された。
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前戦イギリスGPでは、予選後に”マシンを思うようにドライブすることができない”と話しており、今週末は初日のフリー走行を終えた後に”キャリアの中でも最悪の金曜日”だったと振り返っていた。
ドイツGPの予選を11番手で終えたアロンソは、バンドーンを擁護し、チームはこの問題を解決する必要があると主張した。
「彼(バンドーン)は自分のできることをやっている」
「間違いなく、この2レースではマシンパフォーマンスに問題があったと思う。データを見れば、ダウンフォースが不足していたという明らかな兆候がある」
「僕らはいくつかパーツを交換してきたけれど、深く突き詰めて調査する必要がある。そうすれば2台揃ってポイント獲得に近づきやすくなる」
バンドーンは予選後、この苦境に”とてもがっかりしていて、受け入れがたい”と話した。
「この状況はシルバーストンの時と同じだ。(シルバーストンで)ひどく落ち込んだけど、それに続いて大きく離され、結局今日も同じ状況に終わった」
「もうこれ以上は何も言えない。フラストレーションを感じている。僕たちはたくさんのパーツを変えたけれど、それが機能しなかった」
「もちろん、僕がマシンのドライブの仕方を忘れたのではない。マシンは同じようなスペックだけど、問題を見つけたんだ」
「たくさんのパーツを変えた。でも現時点では、それらを正しく機能させるための解決策が見つかっていない」
またバンドーンは、チームが彼のマシンに作業を行うために、深夜まで作業を行ったことを明かした。だが”前進できていなかった”ことを彼は認めた。
セットアップの変更を通じて問題に取り組んだのかと尋ねると、バンドーンは「セットアップとは全く関係ない。マシンの何かが機能しなかった」と答えた。
「マシンのほとんど全てのものを交換した。データ上では問題を確認できたんだ。でも今は解決策を見つけることができていない」
バンドーンの苦戦が続く一方で、アロンソの予選11番手は、オーストリアGPで13番手を獲得して以降のベストリザルトだった(オーストリアではパーツ交換によりピットレーンスタート)。しかし今回はルイス・ハミルトン(メルセデス)が油圧トラブルに見舞われことや、ダニエル・リカルド(レッドブル)が予選Q2で走行しなかったことが、アロンソの11番手獲得に繋がった。アロンソは、マクラーレンには過去のレースほど競争力がなかったと考えている。
「似たようなパフォーマンスだったと思う。(シルバーストンで)13番手だったし、ハミルトンとリカルドのことがなければ今日も13番手だっただろう。大体同じようなポジションにいたと思う」
「でも日曜日はいくらかポイントを獲れているし、そのおかげで僕らはチャンピオンシップでも元気だ。明日も同じことをして、ポイントを獲得し、戦い続けるつもりだ」
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