8月5日、三重県の鈴鹿サーキットで『2023 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会』が開催され、2日間に渡って公式予選が行われた。総合トップに立ったYART YAMAHA OFFICIAL EWC TEAM(ニッコロ・カネパ/マービン・フリッツ/カレル・ハニカ)が、暫定ポールポジションを獲得した。
鈴鹿8耐の公式予選は、エントリーする3人のライダー中ふたりが記録したベストタイムの平均で争われ、予選上位10チームが決勝グリッドトップ10およびポールポジションを賭けてタイムを競う土曜日の“トップ10トライアル”に進出することになる。
オートレース宇部のシャーリン、カワサキプラザ岩戸亮介、チーム長野の櫻山茂昇が欠場に/鈴鹿8耐
金曜日に行われた予選1回目では、長島哲太が2分05秒722を叩き出して、高橋巧とチャビ・ビエルゲも上位に食い込む走りを見せた。そして、4日時点ではTeam HRC with 日本郵便が総合トップに立っていた。
そして土曜日に行われた予選2回目では、YART YAMAHA OFFICIAL EWC TEAMがニッコロ・カネパを筆頭に、驚愕の走りを見せた。マービン・フリッツ、カレル・ハニカの全ライダーが2分05秒台を叩き出し、各ライダーの予選のトップを独占し、総合トップを奪う結果となった。
白熱したタイム合戦が繰り広げられるなか、日本勢も速さを見せつけた。事前のテストでも好調さを示していたAstemo Honda Dream SI Racing(水野涼/渡辺一馬/作本輝介)や、予選で驚きのタイムで上位に並んだTOHO Racing(清成龍一/國峰啄磨/榎戸育寛)も入っている。
このトップ10で上位グリッドおよび、ポールシッターが確定する。暑い夏の鈴鹿8耐、2023年のポール獲得はどのチームになるのか、注目だ。
■トップ10トライアルへの出場権を獲得したチーム
・YART YAMAHA OFFICIAL EWC TEAM
・Team HRC with Japan Post
・Yoshimura SERT Motul
・Astemo Honda Dream SI Racing
・TOHO Racing
・SDG Honda Racing
・AutoRace Ube Racing Team
・F.C.C. TSR Honda France
・S-PULSE DREAM RACING-ITEC
・Honda Dream RT SAKURAI HONDA
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