4月20~21日、フランスのル・マン-ブガッティ・サーキットで開催されているFIM世界耐久選手権(EWC)の2024シーズン第1戦ル・マン24時間耐久ロードレースが現地時間20日の15時(日本時間22時)にスタートしてから8時間が経過した。トップは YART - YAMAHA(ニッコロ・カネパ/マービン・フリッツ/カレル・ハニカ)がトラブルなく快走を続けている。
EWCの2024年シーズンがスタートし、初戦から24時間と長丁場で争われるこのレースでは全48台がエントリー。予選はYART - YAMAHA、ヨシムラSERT Motul、F.C.C. TSR Honda Franceがトップ3となった。
【順位結果】2024EWC第1戦ル・マン24時間耐久ロードレース 決勝 8時間経過後
決勝では昨年と同様にグレッグ・ブラック(ヨシムラSERT MOTUL)が、抜群のスタートでホールショットを奪う。2番手にはジョシュ・フック(F.C.C. TSR Honda France)、3番手にグレゴリー・ルブラン(KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)が続く。ポールスタートのニッコロ・カネパ(YARTヤマハ)はやや出遅れて4番手につけるが、早々にトップに浮上。日本勢のTeam Étoileは亀井雄大がスタートライダーを務め、22番手につける状況となった。
開始10分、ここで2番手走行中だったTSRホンダのジョシュ・フックが単独で転倒。すぐさまマシンを起こして再スタートを切ったが、大きく順位を落としてしまった。それによりYARTヤマハ、ヨシムラSERT Motul、HONDA VILTAIS RACINGがトップ3というオーダに。しかし、その後TSRホンダもかなりのハイペースで追い上げ、トップ10まで順位を回復させていた。
1時間経過で各チームが続々と一度目のピットインで給油を済ませると、YARTヤマハとヨシムラSERT Motulの差が一気に近づき、何度か順位を入れ替える。だがここでは順位は変わらず、YARTヤマハがトップを守り切った。3番手にはHONDA VILTAIS RACING、KM 99とBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM、そしてKAWASAKI WEBIKE TRICKSTARがやや離れて4番手を争う。
すると、怒涛の追い上げを見せていたTSRホンダのマイク・ディ・メリオが、1度目のピットを済ませた後に痛恨の転倒を喫してしまう。チームとしては2度目の転倒で、マシンの損傷も激しく、転倒から10分ほどでピットに帰還して修復作業が行われて順位を下げる。序盤から数台が転倒を喫する展開が続くなか、36周目にファステストをマークしながら追い上げていたエティエンヌ・マッソン(ヨシムラSERT MOTUL)がカレル・ハニカ(YARTヤマハ)を捉える。
開始から2時間を目前に、3番手を走行していたHONDA VILTAIS RACINGが2度目のピットのタイミングでマシントラブルが発生。手押しでピットまで戻るが、そのまま大掛かりな修復作業が行われることになり、3番手にはBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMがつける状況となった。
トップではヨシムラSERT Motulが好ペースを披露し、YARTヤマハとのギャップをじわじわと広げていた。また、1時間40分が経過した頃にはマシン修復を終えたTSRホンダが45番手でレースに復帰し、追い上げのレースに挑むことに。
その後、トップ快走のヨシムラSERT Motulが3度目のピットインを済ませるが、グレッグ・ブラッグがアウトラップでまさかの転倒。すぐさまピットに戻ってマシン修復後にコースインしたが、18番まで後退してしまう。それによりYARTヤマハがトップ独走となり、早くも2番手以降を1ラップダウンに落とし入れていく。
2番手にはKM 99がつけてヤマハがワン・ツー、3番手にBMWモトラッド、4番手にKAWASAKI WEBIKE TRICKSTAというオーダで3時間目に突入。日本勢はTeam Étoileが順調に順位を上げて18番手を奥田教介、その後ろには3ART BEST OF BIKEが19番手で綿貫舞空がライドし、石塚健を擁するMACO RACING TEAMは24番手となっていた。
4時間が経過すると、BMWモトラッドに交わされて3番手を走行していたKM 99が転倒を喫したことにより、KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAが表彰台圏内に再浮上。その後、太陽が少しずつ傾き始める。
先頭では、依然としてYARTヤマハが抜群のペースを披露して独走状態で快走を続けていた。各車が順調にルーティンのピットを済ませて、周回を重ねていくなか、レース4分の1となる6時間を目前に今レース初のセーフティカー(SC)が導入された。WERC MOTORS EVENTSが転倒によるものだったが、20分ほどでレースが再開された。
その後はあたりも暗くなり、快進撃を展開するYARTヤマハは、一時1分39秒台とややペースが落ちていたが、トップを維持していた。2番手はBMWモトラッド、3番手はKWTとトップ3に変わりはないが、序盤に転倒を喫したヨシムラSERT Motulが4番手、KM 99が6番とトップ10圏内に再浮上。そして、後方ではTSRホンダも最後尾から35番手まで追い上げを見せていた。
また、SSTクラストップは総合7番手につけているNATIONAL MOTOS HONDAだ。2番手はChromeburner-RAC 41-HONDA、3番手はTEAM SLIDER ENDURANCEとなっており、この3台が総合トップ10圏内を走行している。
日本勢は綿貫舞空が所属している3ART BEST OF BIKEが総合14番手(SSTクラス5番手)、Team Étoileが15番手(SSTクラス6番手)となっている。石塚健が所属している#14 MACO RACING TEAMは18番手を走行中だ。
8時間経過時点では、HONDA VILTAIS RACINGとTEAM 33 LOUIT APRIL MOTOの2台がリタイアとなっており、この後の16時間は計46台によって争われていく。また、ル・マンでの日の出は現地で7時頃(日本時間14時頃)の予定となっている。
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