モンテカルロ市街地サーキットを舞台に開催されているF1第8戦モナコGP。2日目のフリー走行3回目では、フェラーリのシャルル・ルクレールが最速タイムをマークした。
初日に続き、大会2日目のモナコも晴れ。気温21度、路面温度38度と過ごしやすいコンディションの中、FP3の開始時刻を迎えた。初日の課題が一夜明けて解決できたのかのかを確かめる上で、予選・決勝前最後の重要なフリー走行となった。
1時間のセッションがスタートすると、まだアルピーヌ2戦目で走行経験を稼ぎたいフランコ・コラピントらがソフトタイヤでコースイン。2回ピットストップの特別ルールが義務付けられる決勝レースに向けて、タイヤの”皮むき”を行なうチームもおり、アストンマーティン勢がハードタイヤ2セットとミディアムタイヤ1セット、フェラーリのルイス・ハミルトンとレーシングブルズ勢がハードタイヤ1セットで1周を回った。
セッション開始から15分が過ぎるとコース上も賑やかになり、各車がタイム計測を実施。初日に続いてマクラーレン勢やフェラーリ勢、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンがソフトタイヤで上位に名を連ねた。
レッドブル勢はミディアムタイヤで走行していたが、マックス・フェルスタッペンはセッション折り返しを前に1分11秒961をマークしてトップに浮上した。チームメイトの角田裕毅は、トンネル内でハジャーの進路を妨害し審議対象となったが、お咎めなし。その後フェルスタッペンから0.095秒差のタイムを記録した。ただフェルスタッペンはその後、角田を突き放すように1分11秒233までタイムを改善した。
各車はセッション残り25分というところでピットイン。非常に重要な予選に向けたタイム計測のため、新品ソフトタイヤでコースへと戻った。トラフィックの影響も加味し、コース上でアタックを継続するという走行プランだ。
前戦イモラで初投入されたC6コンパウンドは路面温度に対して柔らかすぎるのか、フェルスタッペンがミディアムタイヤで記録したタイムを上回るドライバーはなかなか現れなかった。メルセデスのジョージ・ラッセルにはクールダウンラップを2周取ってタイヤを冷やすよう指示が飛び、レッドブル勢はソフトタイヤでマシンバランスやグリップの問題を訴え、タイムが伸び悩んだ。
しかし、ひとりルクレールはセッション後半に1分11秒179をマークしてトップに浮上すると、その後1分10秒953までタイムを改善した。
すると残り2分というところで赤旗。チームメイトのルイス・ハミルトンがトラフィックに気が散ったか、マセネでマシンコントロールを失い、ウォールにヒットしてしまったのだ。
セッションは赤旗のまま終了。ルクレールが初日のFP1、FP2に続いて最速となり、母国での2連勝に向けて好調を維持した。
ミディアムタイヤで計測したタイムが自己ベストとなったフェルスタッペンが2番手。マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリが3~4番手で続き、クラッシュを喫したハミルトンが5番手、アルボンが6番手につけた。
角田はそこからレーシングブルズのリアム・ローソンとウイリアムズのカルロス・サインツJr.を挟んで9番手。ソフトタイヤで1分11秒952までタイムを改善したものの、フェルスタッペンからは最終的に0.719秒遅れとなった。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが10番手となった。
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