クラシックカー雑誌6媒体が合同主催
2月21~22日、横浜みなとみらい地区のパシフィコ横浜B~Dホールで、第17回となる『ノスタルジック2デイズ2026』(通称:NOS2デイズ)が開催されている。芸文社が発行するクラシックカー(旧車)の雑誌6媒体が合同で主催するこのイベントは、いまや『日本最大級のクラシックモーターショー』と謳われている。
【画像】日本最大級のクラシックモーターショー、『ノスタルジック2デイズ2026』! 全200枚
開催は毎年ほぼ同時期の2月下旬、会場もパシフィコ横浜と、時期と場所が定着。したがって、年明け早々の『東京オートサロン』、そしてこの『NOS2デイズ』と、クルマ好きには欠かせないイベントが続く。さらに最近では、4月に『オートモビルカウンシル』も開催され、クルマのイベントが目白押しとなってきた。
さて、この原稿はNOS2デイズ初日(21日)の取材を終えて執筆しているのだが、主催者側からはまだ出展台数が発表されていない。ちなみに2025年は284台(主催者側特別展示車両含む)だったが、今回もそれに匹敵するか上まわる台数の車両が展示されたと思われる。
開場時間は10時(メディアとクラブヒーロー会員は9時30分)で、今年も開場1時間前くらいから人の列ができはじめ、開場直前にはかなりの長さになっていた。
昨年の入場者数は2日間で約4万2000人。今年も開催2日間とも好天が予想され、これを上まわる人出となりそうだ。実際、会場の通路は思ったように進みにくく、またお目当てのクルマを撮影しようと思っても人が被ってしまうことが多かった。
国産メーカー系の出展が増加
さて、今年のNOS2デイズの特徴のひとつは、国産メーカー系の出展が増えたことだ。
昨年はマツダくらいだったが、今年はトヨタ(GR、トヨタ博物館など)、日産(ニスモ)、ホンダ、そしてスバルと4メーカーが出展。しかも単にクラシックモデルを展示するのではなく、ヘリテージパーツやレストアなどに関連する展示を主にしていた。今までは個人レベルで行うしかなかった旧車レストアに関して、本腰を入れてきたメーカーが増えたことの現れだろう。
これらのブースは会場の奥に並んでいるので、まずはこちらから見ていきたい。既に旧車を所有していたり、これから手に入れてレストアを考えている人には参考になるはずだ。
また、会場に入った左手は、さまざまな自動車学校(教習所ではなく専門学校)の学生たちが手がけたカスタムカーが展示される。ちょっと旧いクルマを今風にアレンジしたり、学生たちのユニークなアイディアに注目だ。
会場ほぼ中央には、一般公募で選出されたオーナー車両の『選ばれし10台』が並ぶ。こちらは初日に走行入場し、オーナーの話などが紹介されたが、2日目でもオーナーはたいていクルマのそばにいるから、興味があればいろいろ尋ねてみるといいだろう。
会場右手には、自動車雑誌出版社や、アクセサリー、ミニカー、プラモデルなどを販売するショップの小さなブースがギッシリと並ぶ。実車を眺めるのも楽しいけれど、ここを目当てに訪れるクルマ好きも少なくないようだ。
会場中央手前にはメインステージがあり、トークショーやライブなど、さまざまなコンテンツが予定される。その両脇には、特別展示車両が並んでいるから注目だ。
単なるクラシックカーのショーではない
そして、それ以外の会場中央部は、100社以上のショップが国産・輸入車を問わず、多くのクラシックカーを展示している。プライスタグが付けられ販売されているものもあれば、ショップのデモカーとして展示されるものもある。
クルマの形態もさまざま。かつてはオリジナルに忠実にレストアされたモデルが多かったが、最近ではいわゆる『レストモッド』と呼ばれる、レストアを施しながらドレスアップやチューンといったモディファイをされたモデルも増えてきている。
NOS2デイズ会場全体はジャパンモビリティショーや東京オートサロンほど広くはないが、ショップの個々のブースが大きくない(1台しか展示していないショップも多い)ので、闇雲に歩きまわってもお目当てのクルマにたどり着けないことが多い。まずは会場で配られているパンプレットの会場図とリストを確認しておくといいだろう。
『日本最大級のクラシックモーターショー』と謳っているNOS2デイズだが、いまや旧車ファンだけのショーではなく、クラシックカーを軸としたクルマ好きのモーターショーに変わりつつあるようだ。
古いクルマを所有してレストアを進めている人。これから手に入れてレストアやレストモッドを考えている人。レストア済みのクルマを手に入れて旧車ライフを楽しんでいる人。諸般の事情で旧いクルマを所有できないけれど、乗っていた当時を懐かしんで見に来る人。ミニカーやプラモデルなどで、旧いクルマを愛でる人。
旧車、古いクルマ、クラシックカー。呼び方はさまざまあるように、楽しみ方もさまざま。ファンの年齢層も幅広くなっている。もちろん、電動化や自動化の進んだ現代のクルマを否定するわけではないが、たまには『古き良き』を懐かしんでみたい。そんな人たちが多く集まるのが、まさにこの『ノスタルジックな2日間』ということだろう。
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