この記事をまとめると
■クルマには数万点ものパーツが使われている
「BEVバスへの入れ換え? そんなお金ないよ!」 経営が苦しい「バス事業者」の本音
■ケチってはいけないパーツがある一方で節約できるパーツも多数存在する
■一部のパーツにはリビルト品を使うのもオススメだ
ケチっていいもの・ダメなもの
クルマの部品点数はおよそ3万点。そのほとんどが消耗品で、定期的な交換が必要だ。その費用は馬鹿にできないので、できれば安く抑えたいもの。
しかし、純正パーツからサードパーティ製の安価なもの、ブランド品の高価な用品までたくさんあり、節約していいものと悪いものが混在していて、悩ましい。
そこで、価格優先で選んでもさほど問題のないパーツをいくつかピックアップしてみよう。
まず節約してはダメなパーツから。
その代表はタイヤとバッテリー。このふたつは昔からケチってはいけないといわれているので、純正装着品かそれ以上のクオリティのものを選ぶこと。
次に高価な社外品がたくさんあるが、純正品で十分なもの。
これはオイルがその筆頭。オイルはメーカー指定のオイルをメーカー指定の交換サイクルで交換すれば、それで十分。メーカーは我々が思っているより厳格に設計、テストを行ってオイルを選んでいるので、サーキットでもガンガン走らない限り、メーカー指定品以上のクオリティは不要だと思っていい。
また、純正部品ではないが、純正同等の部品もある。これは、日本自動車部品協会の「自動車優良部品推奨制度」により推奨されたいわゆる「優良部品」がソレ。
「優良部品」とは、新車製造時に純正部品を製造したメーカーが、自社のブランドで供給する補修部品のこと。「優良部品」は純正部品より価格はリーズナブルなのに、信頼性は純正品と同等以上で、モノによっては純正部品よりも改良、アップデートされているものまである。
薬でいえば、ジェネリック医薬品(後発医薬品)のようなものだと思えばいい。
ほかにも、日産系の「ピットワーク」やトヨタの「ドライブジェイ」などのブランドもある。「ピットワーク」は日産部品販売会社が展開するブランドだが、日産車以外にも幅広く適用可能な補修部品を製造販売しているのが特徴。
これらも純正部品と同等の高い品質をキープしつつ、値段的には純正部品よりお買い得だ。
具体的には、ブレーキパッドやドライブシャフトのブーツ、オイルフィルター、エアコンのフィルター、Vベルト、シール・パッキン、ステアリングブーツ、ラジエター、ラジエターホース、ケミカル剤などは、「優良部品」や「ピットワーク」「ドライブジョイ」などのパーツがオススメ。
最後はリビルト部品(リンク品)。
リビルト部品は中古の部品をオーバーホールして再生させた部品のこと。オルタネーターやスターターモーター、エアコンのコンプレッサやパワステのポンプなどは、リビルト品が主流といってもいいぐらい普及している。
「ニッサングリーンパーツ」などサステナビリティの一環として、メーカー主導で保証期間もつくリビルト品も多いので、修理の際はこれらを積極的に利用するのが賢いやり方。
そのほか、ワイパーブレードやワイパーゴムなどはサイズが同じで適合するものであれば、ブランドにこだわる必要はないだろうし、最終的には保安基準さえ守っていれば、どんなパーツを選ぼうと個人の自由で、自己責任だが、クルマの維持費は安くはないもの。賢いパーツ選びでランニングコストを抑えて、長く愛車を楽しめるよう、補修パーツの選び方もひと通り考えておくといいだろう。
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