ホンダ・レーシング・サンクスデー、開催内容の詳細が公開。F1”ありがとう号”走行予定とホンダが認める

　11月27日（日）にモビリティリゾートもてぎで開催されるHonda Racing THANKS DAY 2022の開催内容詳細が発表。ロードコースを中心に、様々な催しが用意されていることがわかった。

　今年のHonda Racing THANKS DAY 2022には、F1に参戦するマックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、ピエール・ガスリー、角田裕毅、MotoGP参戦中のマルク・マルケス、中上貴晶、インディカーに参戦中の佐藤琢磨をはじめとして、国内外のレースに参戦する多数のドライバー／ライダーが来場。例年以上に豪華なラインアップが揃う予定だ。

　そのHonda Racing THANKS DAYの開催内容詳細が発表。朝から夕方まで、実に様々なコンテンツが用意されていることが分かった。

　このイベントでは、レッドブルF1の昨年型マシンRB16Bが走行することが既に発表されているが、このマシンはトルコGPで走った特別カラーリングのマシン、通称「ありがとう号」であることが、motorsport.comの取材で分かった。

　このありがとう号は、本来ホンダのF1最終年となった2021年の日本GPで走らせるために用意されたカラーリング。しかし同年の日本GPは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催がキャンセルされたため、同日に代替で開催されたトルコGPで走った。

　今年の4月、ホンダ・レーシング（HRC）の体制発表の場で、規格管理部の長井昌也部長は、ありがとう号を日本で走らせることについて、次のように語っていた。

「あのマシンは、昨年の日本GPを走るために作られたカラーリングです。日本GPが開催できないということで、（日本GPの開催予定日と）同じ日にトルコで走らせました。ただ、やはりここ鈴鹿で走るために作ったカラーなので、いつかぜひ、という思いはあります」

　舞台は鈴鹿ではなくもてぎではあるものの、今回初めて、日本のファンの前で走行を披露することになるというわけだ。

　ホンダ広報部は今回の走行について「やっと皆さまの前で走る姿をお見せできます」とmotorsport.comに語ってくれた。

　このありがとう号の走行以外にも、注目のコンテンツが満載となっているHonda Racing THANKS DAY 2022。ホンダファンのみならず、モータースポーツファンにとっては垂涎のイベントとなろう。

　イベントスケジュールは、下記の通りとなっている。　

＜ロードコース＞
8:00～9:30　グリッドウォーク
8:00～8:25　サーキットサファリ1 4R
8:30～8:55　サーキットサファリ2 2R
9:40～10:50　ピットビューイング（レーシングコース・ピット）
9:50～10:15　CBR Fireblade 30th Anniversary オーナーズパレード
10:30～10:55　TYPE R HAPPY 30th Birthday オーナーズパレード
12:05～12:25　Honda Racing THANKS Ceremony（V席前）
12:25～12:35　MAX Verstappen インタビュー（ロードコース西）
11:00～11:25　サーキットサファリ3 2R
11:30～11:55　サーキットサファリ4 4R
12:40～13:05　SUPER FORMULA 頂点バトル（ロードコース西）
13:15～13:50　2Rライダー 混合バトル（オーバル）
14:00～14:25　スーパーGT×市販車混合レース
14:35～14:55　2&4 Performance
15:05～15:30　SUPER FORMULA SP Stage
15:40～16:00　Oracle RedBull Racing & Scuderia AlphaTauri Showrun
16:05～16:10　FujiGAS Ceremony／藤波貴久引退セレモニー（ストレート）
16:10～16:25　フィナーレ（ストレート）

＜カートランド＞
・Honda Racing Kart Cup
・Honda Racing MOTO RACER CUP

＜ハローウッズ＞
トライアルスペシャル

＜旧ダートコース＞
MX&Rally スペシャル

※開催内容は変更となる場合あり

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鈴鹿でやって欲しかった。