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【10年ひと昔の国産車 58】フルモデルチェンジしたパッソ/ブーンは女性に向けたアピールポイント満載だった

「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前の国産車は環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は「トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン」だ。

トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン(2010年:2代目)
軽自動車からの乗り換えユーザーを見込んでダイハツから企画を持ちかけ、1998年に発売されたデュエット/ストーリアからスタートした、トヨタ&ダイハツの姉妹コンパクトカー戦略。現在は企画とデザインは両社の混成チームで、設計以降はダイハツが担当している。

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今回フルモデルチェンジされたパッソ/ブーンの場合は完璧な女性主体で、中でも独身&カップル層と子離れ層が多いため、まずは第一に子供のためにと考える子育て層ではなく、自分らしい愛着を持てるクルマにと、コンセプトを絞り込んだ。さらに、女性スタッフ中心での開発を進めたということで「長く使うものだから飽きが来ないこと。でもちょっとした個性は必要だし、アピールできないのもつまらない」という意見が尊重され、先代の美点は受け継ぎつつ、さらなるブラッシュアップという「素の魅力」を高める方向で進められている。

そのため、先代にも搭載されていたエンジンには、燃費の向上を考えてダイハツの軽自動車で使われているCVTを改良して組み合わせ、1.3LはiQやヴィッツに使われている新エンジンとアイシンAW製のCVTとなった。しかもFF車はエコカー減税対応となっている。

先代では販売の8割が1Lモデルだった。新型も実際普段づかいなら1Lで十分。とくにCVTとのマッチングが秀逸で、非常にスムーズ。低回転域に積極的にシフトしていってくれるので、静粛性も燃費も優秀なのは女性にとって嬉しいポイントだ。

ヒップポイントが10mm高められ、Aピラーに角度をつけて、広々感の演出とともに視界が確保されているので、視認性も向上した。ハンドリングも理想ラインが狙いやすい穏やかなセッティングだし、モーターの容量を上げたというパワーステアリングのおかげで、ステアフィールもぎこちなさがない。

ペダルフィールもアクセルの飛び出し感がなく、ブレーキもほどよい踏み応え。最小回転半径も先代を踏襲した4.3mと、当面は国内専用モデルとして開発されただけのことはある。日本の女性が、日本の道で走ったときに、もっとも快適に走れる性能が追求されている。

特筆すべきは乗り心地。路面の悪い街中でも、突き上げ感がまったくない。そのぶんロールは大きいが、あくまで街中をメインに据えた存在なのだと思えば納得できる。そうは言っても、どうしてもロールが気になるという人には、ほぼタイヤ違いと言ってもいい、微妙に足まわりのセッティングが違う1.3Lがオススメ。しっかり感が増すので、少しタフな道を通勤する人はこちらの方がいいだろう。

デザインやユーティリティ面には、これまで以上に力が入れられている。パッソ/ブーン特有のシートアレンジであるロングクッションモードは健在だし、オープンやフタ付きなどの多彩なポケッテリアも使いやすい。とにもかくにも、日本女性に向けたアピールポイント満載の1台だった。

■パッソ 1.0+ハナ(ブーン 1.3CX) 主要諸元
●全長×全幅×全高:3650(3640)×1665×1535mm
●ホイールベース:2440mm
●車両重量:910kg(940)
●エンジン種類:直3(直4) DOHC
●排気量:996cc(1329)
●最高出力:51kW<69ps>/6000rpm(70<95>/6000)
●最大トルク:92Nm<9.40kgm>/3600rpm(121<12.3>/4000)
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置きFF
●10・15モード燃費:22.5km/L(21.0)
●タイヤ:155/80R13(165/70R14)
●当時の車両価格<税込み>:129万5000円(138万円)

[ アルバム : トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン はオリジナルサイトでご覧ください ]

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