排気系+ECUチューンのみで295キロに到達!
ギヤごとのブースト制御を見直してリベンジ
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デリバリー直後にスカイライン400Rをデモカーとして導入し、新世代3.0Lターボエンジンの可能性を追求し続けている“フェニックスパワー”。
すでにECUチューニングによるブーストアップを完了させているが、OPTION誌主催の最高速トライアルでは、事前シミュレーションで予測していたトップスピードには至らなかった。記録は280.51キロだ。
「最高速アタック中のログデータをチェックしていくと、吸気温度が想像以上に高くなっていることが分かりました。それが原因で、目標トルクマップでトルクを下げるスロットル制御が介入した…という感じです」とは、フェニックスパワー横山代表。
とはいえ、現状アフター市場に400R用の大容量インタークーラー(水冷式)は存在しない。そこで横山代表は、ECU側からこの問題に立ち向かった。具体的なアプローチは“各ギヤごとのブースト制御の見直し”なのだが「根本的な解決にはなりませんが、スロットル制御の介入を抑えるプログラムは構築できました。大容量インタークーラーは現在開発を進めています」とのこと。
それと同時にさらなるパワー増強チューンにも着手。エキゾースト環境をトラストのキャタライザーとパワーエクストリームRマフラーで統一。キャタライザー導入の効果は非常に大きく、ピークで40ps近い出力向上を実現したという。なお、現状の最高出力はブースト1.6キロ時に561psである。
さらに、前回指摘された280キロ付近からのリヤ挙動の不安定さに対しても、エアロパーツの導入で対応。フロント、サイド、リヤのアンダー部にフェニックスパワーオリジナルのスポイラーを投入し、ブリッツのトランクスポイラーも追加した。
足回りはアラゴスタのストリート向けタイプSを軸に構築。バネレートはフロントが16kg/mm、リヤが8kg/mmの設定だ。
高速域のふらつき対策として、ホイールをR35GT-Rフロント用サイズ(9.5J×20+40)のBBS LMを前後に装着しているのもトピック。これにより、フロントタイヤを245/35-20から275/30-20へとサイズアップさせ、ロードホールディングの向上を狙っている。
こうして万全の状態で臨んだ2度目のアタック。結果は295.50km/hと、これまで計測してきたスカイライン400Rの中ではトップとなる記録をマークしたのだ。
「ECUセッティングを核としたユーザーレベルのブーストアップ仕様で300キロをクリアできればと思っていましたが、燃料がそろそろ限界ですね。とりあえずインタークーラーを大型化してリベンジしたいです」とは横山代表。300キロの大台突破に最も近いスカイライン400R、さらなる進化に期待したい。
●取材協力:フェニックスパワー福井店 福井県坂井市丸岡町朝陽2-317 TEL:0776-67-2980/京都店 京都府久世郡久御山町佐古外屋敷37-2 TEL:0774-48-1157
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みんなのコメント
めっちゃかっこよかったです。 R33の方です。