2月に開催されるダイムラーの取締役会において、メルセデスのF1撤退が決定される可能性があると今週報じられた。しかしダイムラーのCEOはこの報道を否定した。
RaceFansとAutocarは、共同調査による記事を発表、2月12日に行われると思われるダイムラーの取締役会で、メルセデスF1チームにとって重大な決定が下される見通しであると報じた。メルセデスがワークスチームとしてF1に参戦し続けるのか、エンジンサプライヤーとしての活動に縮小するのかが決められるという。
2014年から6年連続でタイトルを獲得しているメルセデスだが、親会社のダイムラーは、今後コストを大幅に削減していきたい意向であり、F1の高額な参戦費用の支出を見直す可能性がある。
F1、FIA、チーム間の商業面の契約、コンコルド協定の現契約期間は2020年末までとなっており、どのチームも新契約をまだ結んでいない。そのため、メルセデスチームが今シーズン末でF1から撤退することは可能だが、一方で、2021年以降までマクラーレンおよびウイリアムズへのパワーユニット(PU/エンジン)供給契約を結んでいるため、少なくともパワーユニットサプライヤーとしての活動は継続するものと考えられる。
メルセデスチーム撤退のうわさの一環として、チームの株式を所有する代表トト・ウォルフが、チームを引き継ぎ、名称を変更して参戦を続ける可能性もあると伝えられている。レーシングポイントのオーナー、ローレンス・ストロールのアストンマーティンへの投資計画が実現した場合、ストロールと提携し、現メルセデスチームの名称を2021年からアストンマーティンに変更してF1活動を継続するという説だ。
しかし、ロイターによれば、ダイムラーのチーフエグゼクティブ、オーラ・ケレニウスは、メルセデスのF1撤退についての今週の報道は真実ではないと否定したという。
ドイツ自動車業界のパーティーにおいて、2021年にメルセデスをF1から撤退させることを検討しているのかと聞かれたケレニウスは、「それは真実ではない!」と答えたということだ。メルセデスの関係者は、2月12日の取締役会でメルセデスのF1活動について話し合うという予定はないと述べたと、ロイターは伝えている。
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