伝統的なスタイリングと最新技術が調和されたネオクラシックたち
現在のバイク市場において、ネオクラシックというカテゴリーは単なる懐古趣味にとどまらず、ライダーの所有欲を満たすモデルが数多く展開されています。
【画像】やっぱカッコいい! 国産大型「ネオクラシック」3台を見る(37枚)
とくに、最新のエンジンや運転支援システムが搭載されることで、デザインと安全性が高い次元で両立させられているのが特徴です。
今回は、現行で購入可能であり、それぞれ独自の魅力を持つ3車種を取り上げます。
●ホンダ「CB1300 SUPER FOUR」
まず紹介するのは、ホンダ「CB1300 SUPER FOUR」です。
CB1300 SUPER FOURは、1992年に登場した「CB1000 SUPER FOUR」から始まったプロジェクトの系譜を受け継いできたモデルとして位置づけられています。
外観デザインは、堂々としたプロポーションが採用されており、伝統的な丸形のLEDヘッドライトや、大容量フューエルタンクにより、王道のネイキッドスタイルが形成されています。
そして、搭載エンジンは排気量1284ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒で、最高出力113ps、最大トルク112Nmを発揮する設定となっています。
このエンジンは、低回転域から湧き上がる豊かなトルクと、直列4気筒ならではのスムーズで力強い加速フィーリングが追求されています。
機能および電子制御については、スロットルバイワイヤシステムが採用されており、走行状況に合わせて選択できる3種類のライディングモードが搭載されています。
くわえて、後輪の駆動力を制御するシステムや、長距離移動時の疲労が軽減されるクルーズコントロールも標準装備され、実用性が確保されています。
車両重量は266kg、シート高は780mmに設定されています。
なお、CB1300シリーズは2025年2月に生産が終了されています。ファイナルエディションの価格は172万7000円でした。
続いてカワサキとヤマハのネオクラ
●カワサキ「Z900RS」
次に紹介するのは、カワサキ「Z900RS」です。
Z900RSは、1972年に発売された名車「Z1」のDNAを受け継ぐレトロスポーツの系譜として誕生し、現代の技術で再構築されたモデルとして開発されました。
外観デザインは、Z1を彷彿とさせるティアドロップ型のフューエルタンクや美しいテールカウルが採用され、丸型LEDヘッドライトとあわせてクラシカルなスタイリングが表現されています。
そして、心臓部には排気量948ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジンが搭載されており、最高出力116ps、最大トルク98Nmを発揮します。
このエンジンは、低中回転域でのトルクを重視してチューニングされており、独自のサウンドチューニングによって力強いエキゾーストノートが奏でられるよう設計されています。
機能および電子制御については、路面状況に合わせて選択可能なカワサキトラクションコントロールが装備されており、滑りやすい路面での安全性が高められています。
また、クラッチの操作荷重が軽減され、後輪のホッピングが抑制されるアシスト&スリッパークラッチが採用されています。
車両重量は217kg、シート高は820mmとなっており、アップライトなハンドル位置によってリラックスしたポジションが提供されます。
なお、価格は183万7000円に設定されています。
●ヤマハ「XSR900」
最後に紹介するのは、ヤマハ「XSR900」です。
XSR900は、1980年代のレーシングマシンからインスパイアされたデザインと最新の走行性能が掛け合わされた、ヤマハのヘリテイジモデルの系譜に連なります。
外観は、アルミ製のデルタボックスフレームが剥き出しにされたメカニカルな造形に、バーエンドミラーが組み合わされ、スポーティかつレトロなシルエットが形成されています。
そして、搭載エンジンは、排気量888ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列3気筒が採用されており、最高出力120ps、最大トルク93Nmを発揮します。
この直列3気筒エンジンは、ライダーの操作に対してリニアなトルクが引き出されるようセッティングされ、軽快な吹け上がりと力強い加速が両立されています。
機能および電子制御については、姿勢変化を検知する6軸IMUが搭載され、トラクションコントロールやスライドコントロールなど、コーナリングをサポートするシステムが介入する仕様となっています。
くわえて、シフトチェンジが可能な双方向クイックシフターやクルーズコントロールが標準装備され、快適なツーリング環境が整えられています。
また、車両重量は196kgと軽量に作られており、シート高は815mmに設定されることで、優れた運動性能と取り回しの良さが調和しています。
なお、価格は132万円に設定されています。
※ ※ ※
今回紹介した3車種は、それぞれ異なるアプローチで往年の名車の雰囲気が現代に甦らされたネオクラシックモデルとなっています。
いずれも美しいスタイリングと、快適なツーリングをサポートする最新の装備が充実しており、夏の海岸線を流すような爽快な旅に最適な性能が備えられています。
今後もデザインの多様化や環境性能への対応などにより、このカテゴリーがどのような進化を遂げていくのか注目が集まります。(Peacock Blue K.K.)
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俺が乗ったらどんなカッコ良いバイクもカッコ悪くなるわ!