MotoGP第14戦サンマリノGPのMoto2クラス予選が行なわれ、ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)がポールポジションを獲得した。
このクラス、唯一の日本人ライダーとして参戦している小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、FP3までの総合タイムで12番手。予選はQ2からの出走となった。
■MotoGPサンマリノ予選:絶好調バニャイヤ、2連続ポール獲得! 転倒者多く、中上もクラッシュしQ1敗退
グランプリ初日はウエットコンディションでフリー走行が行なわれたMoto2クラス。予選日は1日を通してドライコンディションが続いていたものの、3クラス中最後に予選が開始されたMoto2クラスの走行がスタートした途端、雨粒が落ち始めた。
そのためQ1は、各車が路面の状況を確かめながら、コンディションが悪化しないうちにスリックタイヤでタイムを出そうと積極的に走行した。
アタックごとにトップが入れ替わっていくような状況が続いたが、残り5分を切るころには雨脚も強まり、ピットに帰るライダーも多くなった。
このコンディションでタイムアップを狙う者はおらず、そのままセッションは終了。Q2進出はセレスティーノ・ビエッティ(SKY Racing Team VR46)、ロレンソ・ダラ・ポルタ(Italtrans Racing Team)、ジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)、トーマス・ルティ(Pertamina Mandalika SAG Team)の4名となった。
Q2開始までのわずかな時間に、ピットレーンに出てコンディションを確かめるライダーも多かった。だが気まぐれな空からは陽が差し、スタンドの観客も雨具を畳んでいるような状態。セッションがスタートすると、各車がスリックタイヤでコースに向かった。
セッション序盤こそ、アタックを躊躇するようなライダーも見受けられたが、ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)を筆頭に各車がアタックを繰り返し、徐々にタイムを上げていった。
残り時間が7分を切ったところで、トップはポイントリーダーのレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)。アロン・カネット(Inde Aspar Team)、フェルナンデスが続き、小椋は8番手につけた。
残り4分を切ったところで、サム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)が一気にトップ浮上。路面コンディションは改善し続けているようで、タイムアップし上位に割り込んでくるライダーも多かった。
ロウズは残り時間30秒のところで1分36秒615までタイムアップ。これでロウズがポールポジションかと思われたが、途中ピットに入ってタイヤを交換したフェルナンデスが、最後に渾身のアタックで1分36秒264を叩き出し、ポールポジションを獲得した。
フェルナンデスは今季5度目のポール獲得。チームメイトでポイントリーダーであるガードナーとの39ポイント差を詰めるべく、絶好のポジションを確保した。
2番手にロウズ、アウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)が3番手フロントロウを獲得している。
小椋はセッション後半にあまりタイムを伸ばせず、12番手。決勝レースでさらに上位を目指したいところだ。
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