この記事をまとめると
■オープンカーのベストシーズンは春秋といわれているがじつは冬に乗るのもおすすめできる
こんな寒いのに屋根開けるとか正気か! オープンカー乗りが冬こそこぞって開放ドライブを楽しむワケ
■昔からオープンカーは輸入車に豊富に用意されていた
■100万~200万円台で狙える女子ウケしそうな中古のオープンカーを紹介
いま中古車が狙い目のオシャレなオープンカー5選
オープンカーの魅力は、屋根を開けて走ることで、風、空、空気、そして季節を肌で感じながらオープンエアドライブを楽しめるところにある。スポーティなオープンカーの場合、メタルルーフのクルマより低い速度でもスピードを感じられるあたりも見逃せないポイントだろう。
が、四季のある日本では、太陽が照り付け、強い紫外線が降り注ぐ夏の酷暑の環境下でのオープンエアドライブは、エアコンを利かせたとしても、暑さとの戦いになりがちだ。オープンカーにとって最適な季節は春、秋とされているが、じつは冬もオープンカーを走らせるのに向いているのだ。現代のオープンカーにはヒーターはもちろん、シートヒーターなどが備わっているクルマも多く、前席であれば風の巻き込みを抑える機能が備わり、防寒着を着用すれば、かえって冬の乾いた冷たい風が気もちよく感じられたりするのである。
とくに、クリスマスシーズン、東京・表参道などの眩いクリスマスイルミネーションがきらめく道を走ったとき、山間部の冬の星座がきらめく山道を走ったときなど、「これぞ屋根のない、オープンカーの醍醐味!!」といえるドライブが味わえることになる。
そこでここでは、リーズナブルな価格で手に入る、デートカーとしても最適な、お薦めの中古オープンカーを紹介したい。ただし、マツダ・ロードスター、ホンダS2000、S660のような、走りに特化したライトウエイトオープンスポーツカーは除外させていただきたい。あくまで、デートカーとしてオシャレに見えるオープンモデルを中心としたい。
フォルクスワーゲン・ザ・ビートルカブリオレ
初代フォルクスワーゲン・ゴルフの時代からあるフォルクスワーゲンのカブリオレは、昭和の女子大生人気の高いオープンカーだった。そして2019年に生産が終了した現代のザ・ビートルにも、オープンモデルのカブリオレがあり、日本でも2013年から2016年まで発売されている。
とにかくオシャレでノスタルジーな雰囲気もあるデザイン性は、実用オープンモデルとしてはピカイチ。オシャレなインテリアに2+2の座席をもち、リヤスポイラーが装着されているのも特徴で、走りは当時のフォルクスワーゲン・ゴルフ基準。レザーシート仕様で前席にはシートヒーターも完備。ドイツのクルマだけに、寒い時期のオープンエアドライブにもしっかりと対応しているのだ。耐候性抜群の電動ソフトトップは約10秒で開閉でき、50km/h以下なら走行中でも開閉できるため、突然の雨、雪、トンネル走行にも対応。
そもそも新車の販売台数がそれほど多くないため、中古車の数は限られているが、1998年登場のニュービートルではなく、2012年に発売された、チョップドルーフっぽいルーフデザインとなった、よりスタイリッシュなザ・ビートルの2014年モデルでも200万円台から探すことが可能だ。
レクサスSC
もっとラグジュアリーで高級感ある、セレブになった気分が味わえるオープンモデルで女子にウケたい……なんて思うなら、年式はグッと古くなるものの、2001年から2010年まで発売されていた2代目レクサスSC430(2005年8月、4代目ソアラから日本でのレクサスブランド開業に伴いレクサスSCとなった)がある。
日本向けといえるのは、ソフトトップではなく、小型モーター10個(!!)による自動開閉式のハードトップによるオープンモデルという点。マイアミのセレブマダム御用達をイメージしたというオープンモデルだけに、内装の豪華さ、快適度、走行性能は文句なし(新車当時)。
レクサス化された2006年モデル以降は、ナビゲーション、マークレビンソンプレミアムサラウンドシステムも標準装備され、ATも5速から6速に変更されている。狙い目はもちろん、ソアラ時代ではなく、2006年モデル以降のレクサス版のSC430である。ちなみに後継車は、あのレクサスLCである。
中古車価格は、さすがに19年前~のクルマだけに、100万円台から見つけることができる。保証なし、保証付きの両方があるが、もちろん程度を見極め(とくに電動ハードトップの状態)、保証付きで購入することを薦める。国内では2010年7月に生産終了されているので、もっとも新しい2010年モデルでも15年前のクルマであるということは、これからの整備費用、税金を含め、理解しておきたい。
お洒落で楽しいオープンカーライフのススメ
レクサスIS250C
レクサスの名前が出てきたところで、もう1台のレクサスのオープンモデルを紹介すると、2009年から2014年まで発売されていた、SCに次ぐコンバーチブルモデルのIS 250Cがある。セダンのISを2ドア、2+2のオープンモデルに仕立て、電動開閉式のアルミ製メタルトップは20秒で開閉。エンジンは3.5リッターV6と2.5リッターV6を用意する。こちらの中古車も100万円台から手に入る。
しかし、オープンモデルの宝庫はやはり輸入車だ。
BMW Z4
BMW Z4は、初代が2003年に登場。世界的にヒットした2シーターのロードスターだ。その3代目(2019年~)は、トヨタ・スープラと共同開発されたことでも知られるが、ここで紹介するのは、中古車価格がこなれた2009年登場の2代目Z4。世界的に人気だったBMWのコンパクトオープンスポーツであり、全長4250×全幅1790×全高190mmのボディサイズは扱いやすさ抜群。走りもBMWらしく極めてスポーティ。しかも、ルーフはソフトトップではなく軽量アルミ製のリトラクタブルハードトップ仕様と、ハードトップ、オープンのふたつの姿をもつため、四季があり、梅雨もある日本で乗るにもぴったり。
駆動方式はFRで2.5リッター直6+6速AT、3リッター直6+7速AT、2リッターターボ+8速ATが揃う。こちらの中古車も100万円台から。バブル期からBMWは女子ウケ抜群で、オシャレなデートカー、カップルズカーとしても最適だろう。できれば、ハードトップの開閉が微低速時の走行状態で可能になった2013年のMC以降のZ4が、200万円台にはなるものの、使いやすいだろう。
MINIコンバーチブル
上記のオープンモデルは中古車市場ではもはや希少車。しかし、台数が豊富にそろっている輸入オープンモデルがある。それがBMW参加となったMINIコンバーチブルだ。2001年登場の初代からコンバーチブルを揃え、2006年デビューの2代目、そして2013年登場の第三世代となる3代目にもコンバーチブルがある。
ドレスアップも自在なのがミニの特徴のひとつでもあり、BMW基準のMINIならではのゴーカートフィーリングも楽しめ、オシャレなオープンカーとして乗りこなしやすいのもMINIコンバーチブルの魅力だ。
もちろん、ここで紹介するのは、ボディサイズの拡大で3ナンバーサイズとなった、認定中古車も手に入る3代目MINIのコンバーチブルだ。安全性能、先進運転支援機能、コネクティッド機能も充実した後期型が狙い目で、その認定中古車でも価格は200万円台から。しかも、数が多く走行距離が3万~4万kmが中心で、少なめなのも狙い目たる理由。走りのよさと女子ウケの両方がかなう1台といっていい。
そのほかにも、かなりレアなフォルクスワーゲン・イオス(100万~150万円)、ドイツ製コンパクトオープンモデルの王道の1台となるメルセデスベンツSLK(150万~250万円)、先進性溢れるアウディTTロードスター(200万~400万円)といった輸入オープンモデルがあり、輸入車なら中古オープンモデルは選び放題ということになる。
最後に、くどいようだが中古オープンモデル選びの最大の着目ポイントは幌、メタルトップの電動開閉機構の状態にある。もし交換、修理ということにもなれば、結構な出費を余儀なくされるため、状態の念入りな動作確認が不可欠(電動の場合で走行中にも開閉できるタイプならその作動)。心配なら、MINNIコンバーチブルのような、年式的にしっかりとしたメーカー保証が付く正規認定中古車が選べるオープンモデルがより安心だろう。
突然の雨に見舞われたとき、車内に雨漏り、電動トップを開けようとして開かない、閉めようとして閉まらない、ガタガタ音がする……では、オシャレなオープンカーライフ、オープンエアのドライブデートも台なしだからである。
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みんなのコメント
夏なんか暑くて倒れる。
「夏は周りが思うほど快適じゃない」
オープンカーあるあるですね