■「エコカー」イメージをぶち破る“爆速仕様”
トヨタ「プリウス」といえば、燃費性能に優れたハイブリッドカーとして進化を重ねてきた人気のブランドです。
そんな環境に優しい「エコカーの代表格」というイメージを覆す、いわば「爆速仕様」というべきモデルが存在していますが、一体どのようなクルマなのでしょうか。
【画像】超カッコいい! これが“爆速仕様”なトヨタ「GRプリウス」!? 画像で見る(30枚以上)
1997年、世界初の量産型ハイブリッド車として誕生したプリウス。最新モデルは、2023年1月に登場した5代目となります。
5代目は、「Hybrid Reborn(ハイブリッド・リボーン)」をコンセプトに刷新され、低く構えたワイドなスタンスと、空力性能に優れたエモーショナルでスポーティなデザインが特徴です。
これまで以上の環境性能を目指すいっぽうで、走りの楽しさも追求しているのも5代目の見どころといえるでしょう。
そんな最新版プリウスをベースに、トヨタのモータースポーツ部門「TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)」が“爆速プリウス”と呼びたくなるようなカスタマイズを施したコンセプトモデルが2023年に登場し、ファンの間でいまなお注目を集めています。
TGRとは、トヨタのモータースポーツ活動を統括するブランドで、WRC(世界ラリー選手権)やWEC(世界耐久選手権)などに参戦するほか、量産モデルのスポーツチューンを手がける「GRシリーズ」や、GRパーツの開発・提供も行っています。
特にWECにおいては、TGRが開発した「GR010 HYBRID」が2021年から3年連続でル・マン24時間レースを制覇するなど、世界トップレベルの耐久レースにおいても圧倒的なパフォーマンスと耐久性を発揮しています。
そして、そのTGRが手がけたプリウスのコンセプトモデルが、「Prius 24h Le Mans Centennial GR Edition(以下「ル・マン プリウス」)」です。
空力性能の向上を狙った大幅なエアロチューニングが施されたスペシャルモデルで、2023年6月に開催されたル・マン24時間レースの100周年を記念して初公開されました。
車幅はワイドトレッド化により拡大され、カーボン製のフロントスポイラー、リアディフューザー、大型リアウイング、専用エアロバンパー、ボンネットなど、随所にレース車両由来のパーツが装着されています。
またフロントバンパーには「GR」シリーズに共通する大開口のスクエアエアインテークを採用し、視覚的にも強烈なインパクトを放ちます。
TGRではこれまで、レースで培った技術と情熱を一般のクルマづくりにも還元する「もっといいクルマづくり」を目指す取り組みの一環として、コンパクトカー「ヤリス」をベースにした「GRヤリス」や、Cセグメントハッチバック「カローラスポーツ」をベースにした「GRカローラ」など、量産スポーツモデルを次々と展開してきた実績があります。
そのような背景もあり、ル・マン プリウス公開時には「次期GRプリウス」のプロトタイプではないかとの憶測も広がっていました。
ただし2025年4月時点で、トヨタおよびTGRから新型GRプリウスに関する正式な発表はされていません。
これまで培ってきた環境性能のみならず、スポーティなデザインや走りの性能まで兼ね備えた最新の5代目プリウスだけに、GRモデルへの展開にも大いに期待したいところです。
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みんなのコメント
エアロを付けたところで、そういう運転をしないのであれば爆速には全く影響しない。