パノラマルーフ全車設定や減衰構造! 室内開放感と操舵感を高めた一部改良
レクサスは2026年9月10日、フラッグシップセダン「LS」を一部改良し、全国のレクサス店で同日発売した。核心は走りの土台の見直しである。ボディにセンタートンネル補強を加え、リアまわりにはREDSと呼ぶ減衰構造を採用。パノラマルーフも全車にメーカーオプション設定した。価格は1414万円から1805万円で、価格表に並ぶのはハイブリッドのLS500hの3グレードのみである。
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レクサス「LS」の一部改良は走りの土台とルーフ開放感の2本立て
今回の一部改良の中身は大きく2つに分かれる。ひとつはボディとサスペンションに手を入れて操縦安定性と乗り心地を高めた走りの改良、もうひとつはパノラマルーフの新設定と“EXECUTIVE”の内装色拡充という室内の改良である。外観の大きな変更や新グレードの追加はない。
LSは1989年のブランド創設と同時に米国で発売され、以来フラッグシップとしてレクサスの礎を築いてきたモデルである。レクサスは歴代LSを「常にイノベーションの精神を貫き、その時代に新たな技術や価値を提供することで変革を起こすクルマ」と位置付け、原点である静粛性と乗り心地を磨き続けてきた。今回の改良もその延長線上にある。
センタートンネル補強とREDSでボディの“体幹”を強化
走りの改良で注目すべきはボディ補強の範囲である。従来のフロントエンド、リアエンドの補強に加え、今回は新たにセンタートンネルを補強し、レクサスが“体幹”と呼ぶ車体中央部の剛性を高めた。
さらにリアサスペンションブレースとラゲッジブレースにはREDS(Response-Enhancing Damping Structure、熱硬化樹脂を塗布して焼き付けることで振動を減衰させるレスポンス向上減衰構造)を採用。高周波振動を低減し、操縦安定性と乗り心地の両立を図っている。
これに合わせてAVS(減衰力を電子制御する可変サスペンション)とEPS(電動パワーステアリング)もチューニングした。狙いはより自然でコントロールしやすい操舵フィーリングと、ロールやピッチの揺れが少ないフラットな車両姿勢である。ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を実現したとレクサスは説明する。
パノラマルーフを全車にメーカーオプション設定、EXECUTIVEは切子調カットガラスを拡充
室内で目を引くのはパノラマルーフの新設定である。IR・UVカット機能付きのチルト&アウタースライド式で、前後分割の電動サンシェードを備える。前方にメッシュディフレクターを配置し、ルーフ開放時の風切り音を抑えながら後席まで開放感を届ける設計とした。全車にメーカーオプションとして選べる。
最上級グレードの“EXECUTIVE”では、オーナメントパネルに切子調カットガラスを選択できる内装色を拡充した。セミアニリン本革と組み合わせ、日本のガラス工芸を思わせる意匠を幅広い内装色で楽しめるようになった。
価格は1414万円から1805万円、価格表に並ぶのはLS500hの3グレードのみ
メーカー希望小売価格(消費税込)は、LS500h“F SPORT”が2WD(FR)1414万円/AWD1462万円、“version L”が2WD1604万円/AWD1652万円、“EXECUTIVE”が2WD1757万円/AWD1805万円である。パワートレインは3.5リッターV型6気筒の8GR-FXS型エンジンを用いるハイブリッドで、いずれのグレードも2WDとAWDを選べる。
今回のリリースに掲載された価格表にはLS500hの3グレードしか記載がない。2023年10月の一部改良時にはガソリンモデルのLS500と、エントリーグレードの“I package”がラインアップされていた。ボディの体幹を鍛え、天井を開き、価格表を絞る。目立つ意匠変更を伴わない今回の改良は、フラッグシップの熟成に軸足を置いたものになった。
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みんなのコメント
980万円からくらいのイメージやったが、、、。
今のLSに1400万円も出すやつおるんか?