マクラーレンは今季、中団チームの中で際立った成績を残し、7レースを残した段階でコンストラクターズランキング4番手につけている。一時期は他の中団勢に対して大差をつけていたマクラーレンだったが、ルノーがイタリアGPで25ポイントを荒稼ぎし、マクラーレンと18ポイント差の5番手まで肉薄してきた。
全21戦で行われる2019年シーズンも3分の2を消化し、各チームはどのタイミングで研究開発を2020年のマシンに集中させるのか、決断を迫られている。
■トラブルで2台リタイアのマクラーレン、ルノーとの“オープンな”関係望む
マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、仮にルノーとのランキング争いが激化したとしても、一度決まったスケジュールを変更するつもりはないと語った。
「少なくとも、今後2、3レースでいくつか小さなもの(アップデートパーツ)を持ち込む予定だ」とザイドルは語った。
「来年のマシンの開発へと完全に切り替える時期については、これから考えなければならない。それに関してはまだオープンな状況だ」
「もちろん、4位を手に入れるためにできる限りのことをしたい。ただ同時に、来季のマシンに関してさらなるステップを踏むことの方がもっと重要だと思っている。だから、今季(のマシン開発)に焦点を当てることで、来季マシンの開発が妥協を強いられるといったことは避けたいんだ」
「我々は今季やりたいことについて、計画を立てている。また、来季どういったアプローチをしたいかについても計画を立てているんだ」
求められるダウンフォース量が少ないイタリアGPではルノーが速さを見せ、マクラーレンを圧倒した感がある。しかしザイドルは、残る7レースで各中団チームのアドバンテージがどのように変化するかは予測できないと述べた。
「それを判断するのはとても難しい」
「それは我々だけでなく、中団の全てのチームで言えることだと思う」
「それはコースの特性によるんだ。路面、気温、マシンのセットアップ……それぞれのコースに合わせた走りをしなければならない」
「例えばブダペストでは、我々はもっと苦戦すると予想していたのに、突然4番目に速いマシンになった。正直、判断するのはとても難しい」
「サマーブレイク前に持ち込んだダウンフォースパッケージ、そして次のレースで行うアップデートによって、シーズン終了まで4位争いができることを願っている」
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