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メルセデス・ベンツの新世代4名乗りオープンカーのCLEカブリオレに高性能バージョンの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」を設定

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メルセデス・ベンツの新世代4名乗りオープンカーのCLEカブリオレに高性能バージョンの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」を設定

 メルセデス・ベンツ日本は2024年11月22日、Cクラスの新型4名乗りオープンカーのCLEカブリオレ(A236)にハイパフォーマンスモデルの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は1400万円に設定する。

 新型CLEカブリオレ初のメルセデスAMGモデルとなるCLE53 4MATIC+カブリオレは、パワートレインに新設計のインレット&アウトレットチャンネルやピストンリング、最適化した燃焼噴射、改良を加えたツインターボチャージャーと48V電動スーパーチャージャーを組み込んだ“M256M”2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力449ps/5800~6100rpm、最大トルク560Nm/2200~5000rpm。約10秒間のオーバーブースト時に600Nmを発生)、第2世代のISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)/モーター(最高出力17kW/1500~3000rpm、最大トルク205Nm/0~750rpm)およびリチウムイオン電池、AMGスピードシフトTCT 9Gトランスミッション(電子制御9速AT)を搭載。駆動機構には前後トルク配分を50:50から0:100の範囲で可変トルク配分を行う専用セッティングの4輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を採用する。

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 シャシー面では、高いアジリティやニュートラルなコーナリング特性、優れたトラクションを可能にするAMG RIDE CONTROLサスペンションを導入。スポーティなスプリングおよびダンパー設定とアダプティブダンピングを備えたうえで、4輪それぞれのダンパーの伸び側と縮み側に独立したバルブを配して、正確かつスピーディなダンパーレスポンスを実現する。また、操舵機構には最大ステアリングアングル2.5度で作動するリアアクスルステアリングを採用。日常シーンや駐車する際には最小回転半径の縮小を、中高速走行時には後輪が前輪と同位相に最大0.7度まで旋回して安定性や優れたハンドリングを実現する。さらに、エンジン、トランスミッション、サスペンションおよびステアリングのレスポンスというパラメータを走行状況に応じて最適化するAMGダイナミックセレクトを装備。モードとしてはSlippery(滑りやすい)/Comfort/Sport/Sport+/Individualから選択できる。モードの切り替えは、AMGパフォーマンスステアリングに配したドライブコントロールスイッチで操作することも可能とした。オプションとして、AMGダイナミックセレクトにRACEモードを追加するとともに、AMGレッドブレーキキャリパーやAMGカーボンファイバーインテリアトリム、エンジンマウントの固さを状況に応じて調整するAMGダイナミックエンジンマウントなどを配備したAMGダイナミックパッケージを設定したことも、CLE53 4MATIC+カブリオレの訴求点である。

 エクステリアについてはベース車のCLEカブリオレと同様、最新メルセデスのデザインの基本思想である「Sensual Purity(官能的純粋)」を導入したうえで、よりダイナミックかつエモーショナルなオープンスタイリングを構築する。各部のデザインにもこだわり、フロント部はパワードームやシャークノーズデザイン、シャープな造形のLEDヘッドライト(デジタルライト)、AMG特有のAシェイプのグリルを取り入れ、ハイパフォーマンスを表現したマスクを創出。また、ラジエターグリルの大きなエアインレットや2つのクロスフィンを備えた外側のエアインレットを配し、エンジンルームの冷却性能を向上させた。

 一方でサイドビューは、ショートオーバーハング、ロングボンネット、ロングホイールベースによって美しいシルエットを形成したうえで、前後のトレッドをCLE200カブリオレより拡幅するとともに幅広のホイールアーチを配して、独特の力強いフォルムを具現化。また、ヘッドライトおよびリアコンビネーションランプからそれぞれ伸びる前後のラインや、ドアパネル下部を後方に向かって上昇しながら貫くラインを配して、サイドの優美な曲面に絶妙なエッジを加えて面の美しさを強調する。足もとには、19インチAMGアルミホイール(RRD)+前265/40/後295/35R19タイヤを標準で、20インチAMGアルミホイール(RTM)+前265/35/後295/30R20タイヤをオプションで採用した。

 そしてリアセクションは、力強く張り出したフェンダーと先進的なデザインのリアエプロンおよび左右4本出しデザインのテールパイプ、左右をトリムでシームレスに繋いだ2ピースデザインのスリムなリアコンビネーションランプなどを配備して、上質で存在感のある後ろ姿を具現化。また、トランクリッド後端にはボディ同色のスポイラーリップを装着し、リアエンドにパフォーマンスを感じさせるアクセントを加えた。

 注目のオープントップには、室内のノイズレベルを大幅に抑制し、クローズ状態では室内の高い静粛性を確保した電動開閉式アコースティックソフトトップを採用。開閉に要する時間は約20秒で、操作は停車中だけではなく時速60km/hまでの走行中でも可能とする。また、一年中快適なオープン走行が楽しめる装備を鋭意導入。フロントウインドウ上部のウインドウディフレクターとドラフトストップで構成するエアキャップは空気の流れを上方に高く跳ね上げるとともに後方から室内への風の巻き込みを低減し、さらにフロントシートに内蔵したエアスカーフは外気温が低い時でも乗員の首元を効果的に温める。そして、ボディシェルやAピラーなどキャビンまわりの入念な補強を図ったうえで、後部座席用に2つの独立したヘッドエアバッグを採用。衝突の影響を軽減するPRE-SAFE機能とエアバッグにより、乗員を確実に保護する仕組みとした。

 ボディサイズは既存のCLE200カブリオレ比で5mm長く、75mm幅広く、10mm高く、ホイールベースが10mm長い全長4855×全幅1935×全高1435mm/ホイールベース2875mmに設定。ソフトトップカラーはブラックを標準で、レッドとグレーをオプションで採用した。

 インテリアについては、ハイパフォーマンスオープンカーのスポーティさを際立たせるドライバーオリエンテッドなコックピットデザインを採用したことが特徴。人間工学に基づいて配置した12.3インチと11.9インチの2つの高解像度ディスプレイが、コックピットを先進的かつ機能的に引き締める。デジタルコックピットディスプレイにはエンジンデータなどが表示可能なAMGメニューを設定し、合わせて専用表示スタイルの「スーパースポーツ」も採用した。また、ダッシュボードのトリムや各操作スイッチパネル、ドアパネル、エアアウトレットなどにはアンビエントライトを組み込み、キャビンの洗練された雰囲気をいっそうアップ。ステアリングにはナッパレザー巻きAMGパフォーマンスステアリングを装着する。さらに、広範囲に広がるインテリアトリムには標準でブラックオープンポアウッドを配備し、オプションでAMGカーボンファイバーを選択可能とした。

 一方、フロントシートには専用のスポーティなデザインを採用。表皮はナッパレザーのブラックとトンカブラウン/ブラックを標準で、オプションのレザーエクスクルーシブパッケージではブラックまたはパワーレッド/ブラックのAMGナッパレザーが選択できる。レザーエクスクルーシブパッケージではマルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)やシートベンチレーター(シートヒーター機能含む)も装備した。左右独立タイプのシートを配して2名乗車とした後席については、居住性に優れたゆとりある空間を創出するとともに60:40分割可倒機構を内蔵。トランクルームは後席使用時で375リットル(ソフトトップを収納した状態で285リットル)の容量を確保し、自動開閉トランクリッドやフットトランクオープナーを標準で組み込んでいる。

 機能面では、サードパーティ製のアプリが利用可能な第3世代のMBUX を採用した点が注目ポイント。ルーティン機能の搭載や使い勝手の良くなったメニューなど、大幅に進化したデジタル体験を提供する。ほかにも、最新の音声アシスタント「Hi,Mercedes」やMBUXインテリア・アシスタント、MBUX ARナビゲーションなどを設定した。

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モーサイ

みんなのコメント

2件
  • soz********
    メンヘルデス・便通
  • 投資家のコメント
    CLE良いなぁ。デザインが美しくてつい見入ってしまう。Gクラス、LMの次はスポーツカーが良いな。ランボルギーニレヴエルト買うよりもポンっと買えて気軽に乗れるこういうのもアリだわな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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