F1マイアミGPの決勝レース終了後、イエローフラッグが振られている区間でメルセデスのジョージ・ラッセルが減速しなかったとして、レッドブルが抗議を提出していた。審理が進められた結果、根拠に乏しいとしてレッドブルの抗議は棄却されることになり、ラッセルのマイアミGPでの3位が確定した。
マイアミGPの決勝レース中、ザウバーのガブリエル・ボルトレトがマシントラブルによりコース脇にストップしたことで、当該区間にはイエローフラッグが振られた。ここをラッセルと、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが通過。この時フェルスタッペンは、「ジョージが減速したか確認してくれ。イエローだった」とチームに対して無線で伝えていた。
■マイアミGP3位のラッセル、ペナルティの可能性? VSC時の減速不十分とレッドブル抗議……スチュワードに呼び出し受ける
この件についてはレース中に審議対象となることはなく、ラッセル3番手、フェルスタッペン4番手でチェッカーを受け、その通りに暫定結果も発表された。
しかしレッドブルはレース後、ラッセルが減速を怠ったとして抗議を提出。この抗議は受理され、ラッセルとフェルスタッペン、そして両チームの代表者がスチュワードに召喚された。
聞き取り調査と様々な証拠の調査が行なわれた結果、ラッセルは当該区間を通過した際に、スロットルを緩めていたことが確認された。この時スロットルは通常よりも約25%緩められ、それによりトルクも30%ほど落ちていたという。
レギュレーションには、イエローフラッグが振られている区間では「明らかに減速」しなければならないと規定されている。しかしその”減速”が絶対的な速度なのか、それとも通常よりも減速すればいいということを意味するのかということについては、レギュレーションには明記されていない。
ただスチュワードは、通常のレーススピードと比べて減速していたかどうかが判断基準であると結論付けた。そしてラッセルはこの条件を満たしていたため、レッドブルの主張は根拠がないとして、スチュワードは抗議を棄却。抗議預託金も没収されることになった。
この結果、ラッセルの3位、フェルスタッペンの4位が確定することになった。
なおこの裁定については、それぞれの競技者が異議申し立てを行なう権利がある。
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