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DENSO LEXUS RC Fが今季初ポール。メルセデスAMG勢が続く/スーパー耐久第5戦予選

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DENSO LEXUS RC Fが今季初ポール。メルセデスAMG勢が続く/スーパー耐久第5戦予選

 9月28日、三重県の鈴鹿サーキットでENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE第5戦『SUZUKA S耐』の公式予選が行われ、ST-Xクラスの31号車DENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/小山美姫/嵯峨宏紀)が総合ポールポジションを獲得した。

 全7戦中5戦目を迎えた2024年スーパー耐久。今回の舞台は例年開幕戦が行われていた鈴鹿となり、台数調整などの関係でST-4クラスがお休みとなるが、8クラス計56台がエントリーしている。レースウイークは木曜日の特別スポーツ走行から金曜日のSTEL専有走行を経て、土曜日の予選を迎えた。

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 鈴鹿サーキットは午前中のフリー走行から曇り空。しかし気温と湿度は9月後半とはいえ蒸し暑く、14時の予選開始時の気温は28度、湿度は70%というコンディションで、まずAドライバー予選からスタートした。

 GT3車両5台が参戦するST-Xクラスでは、DENSO LEXUS RC F GT3をドライブする永井宏明が2分4秒990でトップタイムを記録した。2番手には2戦ぶりの復帰となる中升 ROOKIE AMG GT3の鵜飼龍太が2分5秒858で続き、前戦覇者のDAISHIN GT-R GT3は今田信宏が2分6秒998で3番手につける。

 続くBドライバー予選で速さをみせたのは、太田格之進がドライブするCraft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3で、ただひとりの1秒台となる2分1秒588をマークする。しかし2番手には小高一斗がアタッカーを務めたDENSO LEXUS RC Fが2分2秒268で続き、AドライバーとBドライバーの合算タイムで今季初ポールポジションを獲得した。2番手以下は中升 ROOKIE AMG GT3、Craft-Bamboo Mercedes、TKRI松永建設AMG GT3のメルセデス勢がつけた。

 13台のGT4車両が争うST-Zクラスは、Aドライバー予選で山﨑学が2分12秒400のクラストップタイムを記録すると、Bドライバー予選では吉田広樹が2分11秒911をマークした埼玉 GB GR Supra GT4がクラスポールを仕留めた。2番手にはTECHNO FIRST R8 LMS GT4、3番手にはBRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RSが続いている。

 ホンダ・シビック・タイプRとアウディRS3 LMSのTCR車両が参戦するST-TCRクラスは、遠藤光博と中野信治がアタックした97号車Racer ホンダカーズ桶川 CIVICが2戦連続のクラスポールに。僚友98号車が2番手、エヴァRT初号機Audi RS3 LMSは3番手となった。

 ST-1クラスは引き続きシンティアムアップルKTMの1台エントリーとなり、井田太陽と加藤寛規の手によってST-Xクラスに続く総合6番手につけた。今回は8台が参戦するST-2クラスは新菱オートDXL夢住まい館EVO10がクラスポールポジションを獲得。KTMS GR YARIS、新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10が続き、FL5型シビック・タイプR勢の上位進出はならなかった。

 ST-3クラスは今回も岡部自動車のニッサン・フェアレディZと、TRACYSPORTS with DELTAのレクサスRC350が熾烈な争いを繰り広げる。まず予選ではTRACYSPORTS with DELTA RC350 TWSとエアバスター WINMAX RC350 TWSがワン・ツーで先行する結果になった。ただ、決勝レースでも2チームの戦いは続くはず。

 最多15台がエントリーしたST-5クラスはマツダ・ロードスター勢が速さをみせる予選となり、クラスポールポジションのodula TONE 制動屋 ROADSTERを筆頭に88号車村上モータースMAZDAロードスター、メイプル広島レーシングMAZDAロードスター、倶楽部MAZDA SPIRIT RACINGの120号車ロードスター、PROGRESS高砂ロードスターと、5番手までを占めた。FF勢の最上位は6番手の栄建設FITで、こちらは決勝レースでのFF勢の巻き返しがあるかも見どころになりそうだ。

 7台の開発車両が参加するST-QクラスはGR Supra Racing Conceptが総合7番手の速さを披露。Team HRCのHonda CIVIC TYPE R CNF-Rは24番手につけ、ORC ROOKIE RacingのGR86とGRヤリス、MAZDA SPIRIT RACINGのMAZDA3も無事予選を終え、デビュー3戦目のSUBARU High PerformanceX Future Conceptは総合38番手となった。

 鈴鹿サーキットで開催されている2024スーパー耐久第5戦。決勝は9月29日の11時45分に5時間レースのスタートが切られる予定になっている。


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