■大型SUV「パリセード」はどんなクルマ?
ヒュンダイが2021年3月17日に内外装デザインを公開した新型MPV(Multi Purpose Vehicle)の「スターリア」に対し、その個性的なデザインを中心に大きな反響が寄せられています。
【画像】オラオラ顔を脱却!? 個性派新型ミニバン「スターリア」や大型SUV「パリセード」を画像で見る(30枚)
2021年現在、ヒュンダイ車は日本市場で新車販売されていませんが、SNSユーザーが新型スターリア以外に気になるヒュンダイ車は、どんなクルマなのでしょうか。
今回、くるまのニュースでは2021年3月29日から4月2日までSNS経由でアンケート調査を実施。新型スターリアに対する反響を調査すると同時に、気になるヒュンダイ車について聞きました。
新型スターリアのデザインについて「近未来的な雰囲気があると感じます」と回答したユーザーは、ほかに気になるヒュンダイ車として「パリセード」を挙げました。
2018年のロサンゼルスモーターショーで世界初公開されたパリセードは、ボディサイズが全長4980mm×全幅1975mm×全高1750mmのSUVです。
搭載されるエンジンは、2.2リッターディーゼルと3.8リッターガソリンを設定。2021年モデルからは上級仕様の「カリグラフィー」が追加され、専用フロントグリルや20インチのアルミホイールなどが装備されます。
価格は、韓国市場では3573万ウォン(日本円換算で約352万円)から、北米市場では3万2675ドル(約360万円)からという設定です。前出の回答者は、もし日本市場で出るなら「300万円くらいで発売してほしいですね」とコメントしています。
また、新型スターリアについて「本来はフォグライトが設置されるようなかなり低めの位置にヘッドライトを配したのが斬新に感じます」と回答したユーザーは、「『ソナタ』が気になります」と回答しました。
ソナタは、かつてヒュンダイが日本市場にも投入し、2005年度のグッドデザイン賞を受賞した経歴も持つセダンで、現在韓国や北米で販売されるモデルは2019年に登場。
ボディサイズは全長4900mm×全幅1860mm×全高1445mmで、通常のガソリン仕様のほかに、スポーティな「Nライン」仕様やハイブリッド仕様など、さまざまな仕様が設定されます。
価格は、韓国市場では2386万ウォン(約235万円)、北米市場では2万3700ドル(約262万円)という設定です。
また、WRCに参戦している「i20クーペWRC」のレプリカモデルがあれば興味を持つ、という意見も見られました。
ただし、ヒュンダイの日本市場撤退から10年以上が経過していることもあり「とくに気になるクルマはない」という意見も多く、回答者全体の約65%は具体的な回答がありませんでした。
※ ※ ※
存在感あるデザインとコストパフォーマンスの高さで、韓国以外の市場でも地位を築いていったヒュンダイ車。
2021年4月現在、日本での公式ウェブサイトやSNSアカウントも開設されており、もし日本市場に再参入したら話題となるかもしれません。
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