2020年7月末の時点で、ルイス・ハミルトン(メルセデス)はF1キャリア14年目を迎え、最も成功したF1ドライバーであるミハエル・シューマッハーのタイトル獲得記録(7回)にあとひとつと迫るなど、類稀な実績を残してきた。
そのハミルトンは、来季以降の契約がまだ発表されていないドライバーのひとりだ。しかし彼は新型コロナウイルスの影響によるロックダウン期間を経て、今後3年間はF1に留まりたいと考えるようになったと明かした。
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8月2日にはシルバーストン・サーキットでイギリスGPが行なわれたが、彼の母国戦でもあるレースは、新型コロナウイルス対策として無観客レースとなってしまった。そこでファンからは「2021年にここでまた会えるのか?」といった質問がされていた。
その質問にハミルトンは「まず、何も保証はできないと思うけど、僕はたしかにここへ来ることを目指している」と答えた。
「間違いなくそれが目標だ。来年、ここに来てファンのみんなに会えることを祈っている。それから、僕がどれくらい長く続けるか、それはちょっと未知数なことだ」
「ただ、シーズン序盤がキャンセルされた後の新型コロナウイルスのロックダウン期間は、僕らに影響を与えたと思う。多くの点ではネガティブな影響だったけど、ある意味では……他のことに集中する多くのエネルギーを与えてくれた」
「そしてちょっとした休暇が、本当に息抜きになった。もっと長く活動するためのエネルギーを新たに取り戻させてくれたんだと思う」
「つまり、今のレベルの自分のパフォーマンスをずっと続けたいと思っているんだ。ただ肉体面も、精神面にも限界があることはわかっている」
「それがいつ来るかはわからない。でもこの先2~3年の短期でそれが来るとは思っていない」
「だからまず当分の間は、ここにいるだろう」
またハミルトンは、自分のような生い立ちを持つ全てのドライバーがF1へ向かっているわけではないことも認識しており、F1での将来を考える際にはそのことを考慮に入れていると語った。
「しばらくの間、ここには僕のような生い立ちから来ている他のドライバーはいない。そのことは意識している」
「だから僕はここでの自分のポジションを獲得したいと思っているんだ。毎年(イギリスへ)戻ってきて感じるのは、タイトルを獲っているからといって、与えられたものはないということだ」
「自分のパフォーマンスを発揮し、提供し続けるという面で、ここにいるための権利を勝ち取らないといけないんだ」
「僕の目標はできる限り長く、そうしたモノを提供し続けることだ。考えてみると、少なくとも3年は行けると思う」
なおハミルトンはイギリスGP最終ラップにタイヤのパンクに見舞われたものの、ポール・トゥ・ウィンで母国戦優勝を果たしている。
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