5月23日、第109回インディ500の決勝レース前最後の走行となる2時間のプラクティス『カーブデー』の走行が行なわれた。
トップタイムを記録したのは、インディ500の3連覇がかかるジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)。2番手には、2番グリッドから決勝に臨む佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/RLL)が続いた。
■佐藤琢磨、インディ500予選で2番手! 自身通算3勝目へ好位置確保「本当はPPと言いたかったけど、嬉しい。決勝に向け気を引き締めます」
カーブデーは各車がレース用のセットアップで最終調整を行なうセッションとなっている。
ニューガーデンは225.687mph(約363.208km/h)のラップを記録。佐藤は225.415mph(約362.770km/h)で2番手、スコット・ディクソンが225.200mph(約362.424km/h)で3番手と、この3人が225mph台を記録した。デブリン・デフランチェスコ(RLL)、ウィル・パワー(ペンスキー)が5番手と、トップ5のうち4人がインディ500の優勝経験者だった。
ニューガーデンはリヤアッテネーター(衝撃吸収構造)の不正改造が発覚した”ペンスキー・ゲート”により32番グリッドからのスタートとなるが、「良い走行ができた」と振り返った。
「マシンをもう一度チェックし、チームと仕事ができることに興奮している。日曜日が本当に楽しみだ。チーム・シボレー、そして僕らのグループのみんなとコースに戻るのが待ちきれないよ」
ポールシッターのロバート・シュバルツマン(プレマ)は最多85周を走ったが29番手、3番グリッドのパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレン)が8番手に留まったことを踏まえると、佐藤のペースは非常に有望に見える。
しかし、佐藤はセッション終盤にスロー走行し、ピットに戻る途中でストップしてしまうトラブルに見舞われた。また、チームメイトであるグレアム・レイホールもトラブルでセッションを早々に終えているのは不安材料だ。
佐藤はホンダ・レーシングのSNSに「スピード自体は非常にコンペティティブでした」と語った。
「クルマのレースセットに関しても今日は色々と試して、いくつか投入したアイテムにはポジティブな手応えがありました」
「最後のスティントでまとめたかったのですが、残念ながらメカニカルトラブルが発生し、危うくクラッシュするところでした。原因をしっかり究明したいと思います。それ以外はここまで非常に順調です」
このセッションは他にも多くのマシンがトラブルに見舞われた。コルトン・ハータ(アンドレッティ・グローバル)はブレーキングに問題を抱えており、ピットボックスに入ろうとしてロックしてしまった。ジャック・ハーベイ(ドレイヤー・レインボールド)はフューエル・リグのハンドルにある金具が外れて燃料が流れなくなってしまった。アレキサンダー・ロッシ(エド・カーペンター)はウォーターポンプの故障でセッション中盤に走行を断念することになった。
また、ライアン・ハンター-レイ(ドレイヤー・レインボールド)のマシンはエンジンカバー下から出火。幸い、火が大きくなる前にピットロードにマシンを止めたハンター-レイは無事にマシンを降りることができた。
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