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メルセデス、カナダでの勝利から一転。セットアップに苦戦し5位「極端なことを試した」/F1第11戦

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メルセデス、カナダでの勝利から一転。セットアップに苦戦し5位「極端なことを試した」/F1第11戦

 F1オーストリアGPは、メルセデスにとって厳しい週末となった。チーム代表のトト・ウォルフは、優勝を飾ったカナダGPからの勢いを維持するために「バルセロナ、カナダではうまくいった方法」を試したと認めたが、「それはミスであり、我々にとっては膝を撃たれたようなものだった」と打ち明けた。

 モントリオールでのカナダGPでジョージ・ラッセルが優勝し、新人アンドレア・キミ・アントネッリが表彰台に上がったばかりのメルセデスは、レッドブルリンクでは他のトップ3チームと戦うことができず、ラッセルが5位、アントネッリはリタイアとなった。

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 予選では、Q3のイエローフラッグの影響もあってラッセルはなんとか5番手につけたが、グリッドの先頭の2列を争うことはなかった。

 さらに、レースのオープニングラップでアントネッリがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に接触して同時リタイアとなり、孤軍奮闘となったラッセルは、すぐに前のフェラーリのペースに遠く及ばないことに気づいた。以降彼は、後続にアンダーカットされないようギャップを気にしながら、決勝レースのほとんどの時間を過ごした。

 レース終盤、難しい週末から何らかのポジティブな点を見つけられずにいたウォルフは、「このレースウイークで唯一よかったのは、極端なことを試したことだ。モントリオールではよかったが、ここでは完全に裏目に出た」と述べ、さらに次のようにつけ加えた。「昨年と同じセットアップで走っていたら、表彰台に上がれたかもしれない。しかし、それは我々がやろうとしたことではなかった。それよりも高い目標を目指していたからだ」

 2024年のオーストリアGPでは、終盤にランド・ノリスとマックス・フェルスタッペンが衝突した後、ラッセルは首位の座を引き継いで優勝を飾った。

「昨年、我々はここで優勝したが、パフォーマンスはトップ集団から10秒から15秒ほどは遅かったと思う。しかし今年はトップから1分遅れていた。だから、今日起こったことは異常なことだ」

「我々は現時点で、マシンをどのように軌道に乗せるか、どこにバランスを置くかということについて、少しばかり実験をしているところだ。そして明らかに、今回は間違っていた」

 さらに詳細を問われたウォルフは、「マシンのセッティング方法や空力バランスの配置に関して、バルセロナとモントリオールで学んだことを取り入れようとした」と述べ、すぐに次のように認めた。

「しかし、それは間違っていたのだろう。そして今、この項目に我々はチェックを入れた。もし我々が優勝やタイトルを目指してレースをしていたならドラマチックな戦略と言えただろうが、我々はそのような成績を得ていない。だから分析を行い、徹底的に調べて、シルバーストンに向かうつもりだ」

[オートスポーツweb 2025年07月03日]

文:AUTOSPORT web

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