製品名は「第六世代機」という潔さ
2025年5月14日から18日まで静岡ツインメッセで開幕した「第63回静岡ホビーショー」。同イベントで出展していた、海外製品の輸入卸を行う「ビーバーコーポレーション」のブースで、まさかの戦闘機プラモデルが公開されました。中国国内で目撃された「第6世代ジェット戦闘機」とも噂される機体です。
【動画】え、わりかし再現されてる!? これが、中国の上空を飛んだ謎の第六世代機です
この機体は、2024年12月末に中国国内で飛行した画像がSNSで拡散され、存在が明らかになった機体になります。当然まだ中国政府や人民解放空軍からなにも発表はなく、機体名も存在していません。
まだ機体確認から半年にも満たないこの時期に、なんと1/144スケールの軍用機プラモデルとして展示されていたということで、ビーバーコーポレーションで同製品に詳しい担当者に話を聞くと、中国の新時模型というメーカーが作ったそうです。
機体名どころか、その存在すら明言されていない機体をキット化して大丈夫なのか――。その件について担当者に話を聞くと「そうなんですよね」と苦笑。機体名もわからないということで「第六世代機」と書かれており、とにかくプラモデル化しようと思い立った製品であることが想像できます。
一応、最初の目撃された成都航空機公司(CAC)の本社から飛び立った機体のシルエットから、2つのエアインテークと3基のエンジンを備えたステルス機能付きの無尾翼機であると予想されています。プラモデルは、そうした少ない情報を頼りに造形されていました。
しかしこのプラモデル、それ以外にも、まだ詳細が明らかになっていないウエポンベイの機構や内部のミサイル配置なども想像で造形してしており、思わず「もしこのい“妄想設計”が実機と合致していたら中国当局ににらまれないか!?」と思ってしまうレベルです。
また、エアインテークや機体のリベット、ファスナーボルトなどの造形もされていましたが、もちろん、それが分かるほど接写した画像は現状存在しません。前述の担当者も「恐らくは想像で形にしたものだと思います」と話していました。
大体のイメージでとにかく早さを重視
さらにコックピット内の座席も、大体の予想で造形されており、機体のマークなどもデカール(水を使って対象に貼り付けることが出来るシール)で勝手にそれっぽいデザインを自作しています。これにはビーバーコーポレーションの担当者も「正直いいのかなーと思う部分はあります(笑)」という反応でした。
試作品として公開されていた第六世代機のプラモデルは、1/144スケールということで、ガンダムのプラモデルある「ガンプラ」のHG(ハイグレード)ブランドと同じ縮尺で、鉄道模型のNゲージよりはやや小さいくらいのサイズなのですが、人民解放空軍で現在運用されているステルス機であるJ-20の1/144スケール製品よりも結構大きい印象を受けます。
たぶん、中型くらいのHGガンプラよりも大きいサイズで、かなり巨大な機体だと予想されているようです。この辺りの考察は同プラモデルの実機がJ-20を伴って飛行しており比較できたため、それなりに正確ではあるようです。
ちなみに製品の公開が、実機の目撃から半年と経っていない時期ということで、この模型はこの機体の画像が出回った直後から製品開発が始められた可能性が高いというのが、担当者の弁。中国メーカーの商魂のたくましさには感心します。
一方、さすがに今回のイベントでは、現在開発中の日英伊三国共同開発の第6世代機を「烈風」と銘打ち、見切り発車的に出す日本のメーカーはありませんでした。この辺りの考え方の違いも日中のプラモデルの特徴に出ているのかもしれません。
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みんなのコメント
ミグ37とかいうYF-23をポリゴンで描いたようなのも模型化されてたな。
世の中にはUFOのプラモだってあるんですから。
(さすがに実機を採寸してないでしょうね)