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メルセデス・ベンツEクラスがマイナーチェンジ。2020年夏に欧州発売する進化型の実態とは

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メルセデス・ベンツEクラスがマイナーチェンジ。2020年夏に欧州発売する進化型の実態とは

Mercedes-Benz E-Class

メルセデス・ベンツ Eクラス

メルセデス・ベンツEクラスがマイナーチェンジ。2020年夏に欧州発売する進化型の実態とは

セダンとステーションワゴンを2020年夏に同時発売

メルセデス・ベンツは、2020年1月24日にEクラスのマイナーチェンジモデルを2020年夏に欧州で発売すると予告した。発売はセダン、ステーションワゴン同時となる。

次世代運転支援機能の採用を含めた大幅な改良となる模様で、カモフラージュを施した試作車両で本格的なテストを行なっている様子。ロングホイールベース(中国)とクーペ、カブリオレもおってマイナーチェンジモデルを投入すると発表している。

インターネット連携で確度をアップしたACC

マイナーチェンジのキーポイントは「次世代運転支援システムの採用」、「キャビンの快適性向上」、「パワートレインの電動化」の3点。

次世代運転支援システムについては、まず最新のACCである「アクティブ ディスタンス アシスト ディストロニック」を導入。道路情報に基づく速度調整機能にくわえ、SIMカードを用いたデータローミングを介して数分ごとに情報をアップデートする「ライブトラフィック」とも連携する。

渋滞末尾や交通の流れが悪くなっている箇所をドライバーよりも早く検知し、もしもドライバーが迫る車列に対してなんの反応も示さない場合は、予備的措置として車速が100km/hまでスローダウンされる。

渋滞中の「ハンズ オフ」にも対応

「アクティブ テールバック アシスト」は、車線の明確な自動車専用道路上なら最大60km/hまでレーンキープと先行車との距離を支援する機能。BMWでいうところの「ハンズ オフ機能付き渋滞運転支援システム」に相当するもののようだ。

ステアリング操作を支援する「アクティブ ステアリング アシスト」は、例えば複数車線のある高速道路上で事故などによる渋滞が起きた場合、現場へ駆けつける緊急車両用のルートが必要になるが、その“通り道”を空ける際のアシストも行う機能が搭載された。

自分の「全身」を真横から眺めるビュー機能

ドライバーの死角になりやすいエリアの障害物を検知する「アクティブ ブラインド スポット アシスト」は、「降車時警告付き」に進化。車両停止時にも接近する自転車やオートバイなどを検知してドライバーへ警告することで、いわゆる「ドア開き事故」を防止する。

360度カメラを搭載したパーキング アシスト機能には、ボディ全長をサイドから眺めた視点も追加。縁石やガレージ、狭いパレットなどの神経を使う駐車時に側方の状況をより確認しやすくした。

「ハイ、メルセデス」のMBUXはARも搭載

キャビンの快適性向上にあたっては、指でスワイプ操作できるタッチコントロール付きステアリングホイールが最新世代に進化するとともに、10.25インチの液晶を2枚据え付けるディスプレイが標準に。

「ハイ、メルセデス」でお馴染みの自然対話型音声認識システムを組み込むインフォテインメント機能MBUX‘(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)は、AR(拡張現実)にも対応。ディスプレイ上に映し出された周辺環境上に家屋番号や番地、信号機などが表示される。

仮眠をサポートしてドライバーを活性化

また、ウェアラブル端末を介して得た情報に基づき、個々人に最適なフィットネスを推奨する「エナジャイジング コーチ」機能や仮眠をサポートする「パワーナップ(15~30分程度の短い仮眠)」機能も用意。さらに周辺空気の清浄度を示すインジケーターも最新のものが備わる。

「メルセデス アーバン ガード」と呼ぶ駐車時監視機能もアプリを通じて利用可能になる。衝撃や牽引、侵入などを検知するとともに、盗難の際の追跡機能を搭載。また、車両の鍵を無くしたり盗まれた場合の予防措置として、スマートフォンを通じて認証解除することもできるという。

プラグイン ハイブリッドが7モデルに

パワートレーンの電動化に関しては、まずプラグイン ハイブリッド仕様を4 マティック、ステーションワゴン含めて7モデルに展開することが明らかにされている。また、北米市場にも初めてプラグイン ハイブリッドを導入する予定という。

もちろんメルセデス・ベンツの中核を担うEクラスとあって、最新の直列ユニットも豊富にラインナップするはずだ。

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みんなのコメント

1件
  • W213は凄いのは分かるが、スマホ画面みたいなインパネがどうも馴染めず、悩んだ末に敢えてメカニカルっぽい212後期を選んだ。W124が本当は欲しいが。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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