強烈な個性をもつがゆえに古さを感じない
よく「10年ひと昔」というように、世の中は移り変わりが激しく、10年も経つと、もう昔のこととなってしまう。参考までに2008年の流行語大賞のひとつは、エド・はるみさんの「グ~!」である。そんなあっという間に時代の流れに流されてしまう10年という歳月ではあるが、クルマのデザインについては必ずしもそれが当てはまらないものも存在する。そこで今回は2008年にすでに販売されていたにもかかわらず、未だに古さを感じさせないクルマを紹介しよう。
クルマに興味のない子どもさえ心を奪われるルックスのクルマ3選
1)トヨタiQ
当時、欧州のメーカーがマイクロカーに力を入れていた時期だったが、それに対するトヨタのひとつの提案として、フランクフルトモーターショーに展示されたモデルが「iQコンセプト」だった。そのコンセプトモデルのディメンションほぼそのままでデビューしたのが、このiQである。
軽自動車よりも短い3メートルを切る全長に(デビュー時)4つのシートを備えたiQは、退屈なクルマが多いとされるトヨタ車のなかでも異端の存在だった。大ヒットこそしなかったものの、アストンマーティン・シグネットのベースとなるなど、その強烈な個性を持つ見ためは未だに旧さを感じさせない。
2)ホンダS2000
2008年の時点ですでにデビューから9年が経過していたS2000。しかし、2008年の時点ではもちろん、2018年となった今でも古さを感じさせない1台と言えるのではないだろうか。約30年ぶりに登場したホンダのFRスポーツカーは、実用性こそ低かったものの、スポーツカーとしての戦闘力は一線級だった。
そのポテンシャルは今見ても高い位置にあり、後継車種の噂が出ては消えというのを繰り返していることだけをみても、未だに高い魅力を放ち続けていると言える。中古車相場もグイグイ上がっており、手に入れるなら早いほうがよさそうだ。
3)シトロエンC5
その乗り味とキャラクターで根強いファンが多いシトロエン。残念ながら現在はラインアップが縮小されてしまっているが、それでも魅力的なモデルのリリースが続いている。しかし、シトロエンと言えばやはり金属バネとショックアブソーバーの代わりにエアスプリングと油圧を使ったシステム「ハイドラクティブサスペンション」ではないだろうか。
そんなハイドラクティブサスペンションを持った最後の車両が2008年に登場したC5だ。ミドルクラスのセダン/ステーションワゴンのC5は、今見ても一目でシトロエンと分かるエクステリアデザインを持っており、そのサスペンションの乗り心地と相まって、10年も前にデビューしたとは思えない極上のロングツーリングを実現してくれるハズだ。
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