クラウン旗艦店「THE CROWN」も誕生へ。
まずはハイブリッド車のみの設定
10月6日、トヨタは、新型「クラウン・スポーツ」のハイブリッド車(HEV)を発表した。
クラウン・スポーツは、すでに発売済みのクラウン・クロスオーバーに続くモデルだ。トヨタは“新しいカタチのSUV”と表現する。
エクステリアはDピラーからリヤタイヤにかけて大きく張り出したフェンダーを採用した。ボディサイズは全長4720mm、全幅1880mm、全高1565mmだ。
「ハンマーヘッドフェイス」と呼ぶフロントまわりは、レンズ幅を薄くしたデイランプを黒色部内に集約。よりシャープで精悍なデザインとした。アルミホイールは21インチの大径タイプを履く。ボディカラーは、モノトーン6色とバイトーン(2トーン)5色を設定。新色の「サンドブラウン」と「ブラック」も設定する。
インテリアは、運転席と助手席側で異なる配色とした。運転席側はブラックに統一し、助手席側は複数色を用意する。インパネ上部には高精細の12.3インチ HDワイドディスプレイを設置。トヨタスマートセンターと連携するセンター通信型コネクティッドナビの対応にくわえ、通信が途切れても利用できる、車載ナビ機能も搭載する。
さらに室内音を反射する「調音天井」をトヨタ初採用。乗員同士の言葉がダイレクトに伝わり、会話がしやすくなるという。
搭載するパワーユニットは、2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステムだ。足まわりは、独自のサスペンションセッティングを実施。後輪操舵システム「DRS(ダイナミックリアステアリング)」も専用チューニングだ。
運転支援システムは最新のToyota Safety Senseを標準装備。先行車やカーブに対しての減速支援とステアリングの支援を行う、「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」なども搭載する。
今回のクラウン・スポーツ発売にあわせクラウン旗艦店「THE CROWN」が神奈川県横浜市、福岡県福岡市にオープンした。今後、合計5店舗の展開予定で、2023年度中に愛知、2024年度には千葉、東京も開業予定だ。THE CROWNはクラウンブランド全モデルの展示・試乗にくわえ専用ラウンジなども設置される。さらに店舗限定の特別仕様車も用意。特別外販色「マットメタル」をまとったクラウン・クロスオーバーRS Advancedが第1弾として、2023年12月頃に発売する。
新型クラウン・スポーツのハイブリッド車は「Z」のみのモノグレードで、価格は590万円。なおプラグイン・ハイブリッド車は、2023年12月頃に発売予定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
思いの外装備もショボくて若干萎えてる。