10月10日、ホンダは直列4気筒エンジンを搭載した大型ロードスポーツモデル『CB1000F』を2025年11月14日に、『CB1000F SE』を2026年1月16日に発売すると発表した。
ホンダの『CB』は、同社を代表するネイキッドロードスポーツブランド。長年にわたり『CB1300』シリーズがフラッグシップモデルとしてラインアップされていたが、2025年2月に発表された最終モデル“Final Edition(ファイナル・エディション)”をもって同シリーズが終了した。
ホンダ、大型ロードスポーツ『CB1000F SE コンセプト』を鈴鹿8耐で世界初公開
その後、“進化するスポーツバイクの基準”を具現化した次世代CBのコンセプトモデル『CB1000F コンセプト』が2025年3月に発表。同年の東京モーターサイクルショーなどでお披露目されたのち、8月の鈴鹿8時間耐久ロードレースではファンの前での初走行が実施された。
そんな『CB1000F』の待望の市販モデルが10月10日に発表された。1979年に発売されたCB750Fをモチーフにフューエルタンクからサイドカバーを経てリヤカウルに繋がる特徴的なラインやスムーズに連続する一体的な形状となっている。加えて幅方向の抑揚で大排気量直列4気筒エンジンの持つ力強さが表現されている。
サスペンションでは、フロントに圧縮側の減衰力とプリロード調整機構を備えたSHOWA製倒立式SFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)を装備。リヤには分離加圧式シングルチューブタイプのクッションユニットと専用リンクレシオが採用された。
パワートレインには、スーパースポーツモデルのエンジンをベースに開発された999cc4ストローク水冷直列4気筒DOHCエンジンを搭載。バルブタイミングおよびリフト量を最適化した新設計カムシャフトが採用され、低回転から高回転まで、谷のないスムーズな出力特性を実現している。最高出力は91kW(124PS)/9000rpm、最大トルクは103Nm(10.5kgm)/8000rpmを発揮する。
また、同モデルをベースにトラディショナルなプロポーションに仕立てられた『CB1000F SE』もラインアップに追加された。『SE』では、ヘッドライトカウル、ラジエーターグリル、専用カラーステッチシートなどエクステリア装備に加え、利便性に寄与するグリップヒーターやクイックシフターなども標準で備える。
ボディカラーは、標準タイプでは『ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ)』、『ウルフシルバーメタリック(グレーストライプ)』、『グラファイトブラック』の3色を用意。SEでは、『ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ)』のみの1色を展開する。
いずれのカラーもCB750Fをモチーフとしており、ふたつのウルフシルバーメタリックは前述の1979年の初代モデルを、グラファイトブラックはレッドのラインが入ったブラック1980年代に北米のレースシーンで活躍したモデルをベースにしたカラーリングとなっている。
メーカー希望小売価格は、標準タイプが139万7000円(税込)、『SE』が159万5000円(税込)。新型『CB1000F』は2025年11月14日から、『CB1000F SE』は2026年1月16日より全国のホンダドリームで発売開始される予定だ。
[オートスポーツweb 2025年10月10日]
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