この記事をまとめると
■「AUTOMOBILE COUNCIL 2025」が2025年4月11日から13日まで開催された
【試乗】雪上で市販前のプレリュードを全開走行! ホンダの次世代e:HEV 4WDシステムも試した
■ホンダは歴代プレリュードを全モデル展示した
■販売目前の6代目となる新型も特別に展示された
プレリュードが全モデル集合!
2025年4月11日から13日の3日間、幕張メッセで開催された「AUTOMOBILE COUNCIL 2025」。「量」より「質」にこだわったイベントとして今年も多くの名車が展示されましたが、今回はそのなかからメーカーブースに注目、とりわけデザインの視点から出品車をチェックしてみました。最初に訪問したのはホンダのブースです。
●新型の発売を控え、あらためて歴代を並べる
今回、ホンダはプレリュードをピックアップ、初代から東京オートサロンなどで公開されていた新型の6代目までを展示しました。いまさらながら長い歴史を感じさせるブースです。
「新型が今秋に発売予定ということもあり、あらためて初代から並べてみようと考えました。会場には各世代をご存じの方も多く来られますし、懐かしさとともに新型も見ていただこうと。また、プレリュードは常に最先端の技術を投入してきましたので、その経緯を振り返る意図もあります(国内四輪営業部 宣伝・広報課 主任 鵜木光洋さん)」
では、あらためて歴代のエクステリアデザインを見てみましょう。
1978年、電動サンルーフを初採用した初代はロングノーズ、ショートデッキのスペシャリティクーペとして登場。特徴は明快なショルダーラインやメッキで囲んだサイドウインドウなどにより、落ち着きや重厚さをもったボディです。
そのメッキは前後ランプやドアハンドルにも多用され、「大人のクーペ」として上質さももち合わせていました。インパネなど、70年代としてはモダンなインテリアも見所です。
歴代モデルを並べてみることができる貴重な機会に
●ホンダデザインの黄金期を牽引した2代目
1982年、4輪ABSを初採用した2代目は「FFスーパーボルテージ」をコピーに、ホンダデザイン黄金期の先駆けとして登場。ダブルウイッシュボーンサスペンションやリトラクタブルランプの採用で、フードは先代に比べ80mm以上も下げました。この薄いボディと大きなキャビンの組み合わせは、自慢のMM思想を反映したパッケージです。
TVCMに『ボレロ』が使われたように、その佇まいはどこかヨーロピアン。続くクイント・インテグラやアコード、シビックとともに極めてオリジナリティの高いスタイリングを実現しました。
5年後、AWS(4輪操舵システム)を初採用した3代目は「デートカー」として異例のヒット作となった先代を引き継ぎ、典型的なキープコンセプトに。特徴は、この手のモデルチェンジでよく見られるように、徹底した質感の向上にあります。
ボディは磨き上げられてスムースな面となり、ボディ同色となったバンパーも相まって一体感が強まりました。インテリアも本革仕様の追加など、同様にクオリティアップが図られたのです。
●スポーティカー路線へ舵を切った4代目
1991年、VTECエンジンを初採用した4代目は「フューチャリスティック・スペシャルティ」として、デートカーからスポーツ指向へ大きくシフトしました。3ナンバーとなったボディは「生体感」をテーマに曲面基調の豊かな張りを見せ、ウエッジを強めた高いリヤエンドは三角形のテールランプが引き締め役に。
同時にインテリアも激変。ラウンド感あふれるインパネに先代までのイメージはまったく残っていませんでした。
5年後には、ATTS(アクティブ・トルク・トランスファー・システム)を初採用した5代目が登場。なんとかスペシャリティカーとして原点回帰を標榜しました。
たしかに、大きくなったキャビンは2~3代目を想起させますが、縦型のヘッドライト以外にこれといった特徴が見出せず、シリーズ中でも少々印象が薄くなったようです。
さて、特別展示された6代目となる新型はグライダーの軽快さをモチーフとし、質の高い面構成とLEDを活用したシャープな前後ランプ類が2025年らしい表現です。その評価は、後年にあらためて歴代が並べられたときにハッキリするのかもしれませんね。
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みんなのコメント
その身内が他界し、ずっと保管されていたその5代目を引き継ぎ同一車種2台維持していますが、赤内装を見ると初代の面影がありますし、内装という点ではやはり初代が一番洒落ていると思います。
「さあ、走ろうか」